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キャリア強化科目群
キャリア強化科目群

キャリア強化科目概要

キャリア強化科目群は, プロジェクトを企画, 遂行する能力を育成する科目群であり, 高度専門職業人を育成する専門職大学院である本学特有の科目群です。プロジェクト遂行過程において, 高い技術力をベースに持ち, 複眼視的な思考力, 柔軟かつ適確な判断力, リーダーシップ等を統合した, 創造性のある人材を育成します。

これは, 米国のプロフェッショナルスクールにおけるClinical Study, あるいはClinical Project(臨床プロジェクト)に該当します。これら臨床プロジェクトでは, 一般的に, 通常の講義を受講しながら, 講義担当の教授の許可を得てその科目の関連分野における自分のプロジェクトを実行します。本学の「キャリア強化科目」では, 一年次から段階的に, 実践で必要となる基礎知識を修得し, 専門知識を深め, 二年次後期に, それまでに修得した知識の集大成ともいえる課程修了プロジェクトに取り組みます。課程修了プロジェクトは, 学位授与において, 従来の研究大学院における修士論文と同等の意義を有します。修了するためには, 学生は(1)論文作成, (2)ビジネスモデル構築プロジェクト, システム開発等のいずれかの課題を提出することになります。「キャリア強化科目」を通じて, 本課程修了後に産業界の現場において直ちに必要となる個々の高度アプリケーション技術を含む, ビジネスモデル構築, システムの設計・開発等の能力を育成します。

キャリア強化科目テーマ

ウェブ型企業資源計画(ERP)

ERP(Enterprise Resource Planning,企業資源計画)とは,企業全体の経営資源を有効に活用する観点から統合的に管理し,経営の効率化を図るための手法・概念を指します。

これを実現するための統合型(業務横断型)ソフトウェアを「ERPパッケージ」といいます。代表的なものとしてはドイツSAP社のR/3, PeopleSoft社のPeopleSoft,データベースベンダーとして有名なOracle社のOracle Applications,オランダBaan社のBAAN IVなどがあります。「ERPパッケージ」の導入により,企業に蓄積された情報を統一的にすばやく管理し,財務会計・人事などの管理業務,在庫管理などの生産業務,物流などの販売業務などの企業活動の効率を最大限に高めることが可能となります。ERPパッケージは,企業がその活動のすべてをIT化するために必須のソフトウェアともいえますが,それを使いこなすための管理・運用のノウハウを有する人材が産業界では不足しています。

ウェブ型顧客管理手法(CRM)

CRM(Customer Relationship Management)とは,企業が顧客情報管理を高度化し,顧客との長期的な関係を築くための手法のことです。一般に宣伝費・広告費など,新しい顧客を獲得するコストは,従来の顧客を維持するコストに比べ数倍になるといわれていますが,CRMの手法を活用することで,より効率的なマーケティングを行うことが可能です。

ウェブ型サプライチェーン管理(SCM)

SCM(Supply Chain Management)とは,顧客からの商品の受注,関連企業からの資材・部品調達,そして在庫管理や製品の配送に至るまでの事業活動を総合的に管理する ための手法です。SCMの導入により,過剰在庫の削減,コストの引き下げ,納期短縮などが実現可能です。企業の資金的余力を高めるのみならず,顧客満足度 (CS)の向上にもつながり,現在の熾烈な国際ビジネス競争において,SCMは必要不可欠といえます。

データウェアハウス(DWH)と知識管理

データウェアハウス(Data Warehouse,DWH)とは,データストリームと呼ばれる取引記録や通信記録など時系列に収集・蓄積される大量の業務データの流れの中から,各項目間の関連性をほぼリアルタイムに分析するシステムです。従来の単純な集計では明らかにならなかった各要素間の関連性の洗い出しを可能とする点に特色があります。現在,小売・サービス業においては,販売時点情報管理(POS,Point Of Sale)システムで集めた大量のデータを分析し,いかなる販売戦略を立案するかにより販売実績は大きく異なります。

セキュアな情報システムの構築

企業の情報漏洩や情報システムへの不正アクセスが多発している現在,情報セキュリティの確保は,情報システム構築の優先課題となっています。特にネットワークを介したウイルスやクラッキングなどの侵害行為に対処し,企業の機密情報や保有する個人情報が外部に漏れることのないセキュアなシステムを構築することが求められています。

情報システムの最適化

現代の企業活動においては,eビジネス化が必須となっていますが,その企業にとって適切な情報システムが導入されているかを見直す必要があります。企業の部門ごとに情報システムが別個に設計され,それらの間のインターフェイスが確保されていない,システム性能がマッチしていないなど,情報システム自体の非合理性が多く見られるのが現状です。つまり多くの企業にとって,情報システムの最適化が重要な課題となっているのです。

戦略的統計システムの開発

企業は現在,激しい競争環境に置かれています。競争に勝ち残るためには,常に社会環境やマーケットの変化を読み取り,迅速に対応することが必要です。それを実現するために,企業活動を通じて蓄積されるデータを分類・分析し,必要とする部門にリアルタイムにフィードバックできる体制の実現が不可欠となります。そのために,業種を問わずあらゆる企業において,情報分析のための統計システムの構築が大きな課題となっています。そこで「戦略的な統計システムの開発」をテーマとして掲げ,データの解析を意思決定につなげる実用的な統計システムの構築を行います。

eラーニングシステムの開発

最近,ネットワーク技術を活用した教育法,すなわちeラーニングが,学校教育の現場や企業における社員教育などで活用されています。今後,eラーニングに関する産業はさらに成長し,そこで活躍する専門的なエンジニアが求められることになります。

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