
企業の情報漏洩や情報システムへの不正アクセスが多発している現在,情報セキュリティの確保は,情報システム構築の優先課題となっています。特にネットワークを介したウイルスやクラッキングなどの侵害行為に対処し,企業の機密情報や保有する個人情報が外部に漏れることのないセキュアなシステムを構築することが求められています。
そのため,キャリア強化科目において情報システムのセキュリティ確保の側面にスポットを当て,「セキュアな情報システムの構築」をテーマとした開発を行います。
Java,C++などのプログラミング技術や,ネットワーク技術,データベース技術などを前提としながら,情報セキュリティの基礎技術である「暗号理論」についても学び,ウェブサービスシステムにおける情報セキュリティの設計・実装を行います。
例えば,ウェブサービスを実現するサーバ間で個人情報を分散させ,情報漏洩に対する耐性を付与するシステムなどについて研究します。XML,SOAPなどの標準的なウェブサービス技術をベースとし,公開鍵暗号システム(PKI),認証技術などを組み入れ,安心して使えるウェブサービスシステムを開発します。