
企業は現在,激しい競争環境に置かれています。競争に勝ち残るためには,常に社会環境やマーケットの変化を読み取り,迅速に対応することが必要です。それを実現するために,企業活動を通じて蓄積されるデータを分類・分析し,必要とする部門にリアルタイムにフィードバックできる体制の実現が不可欠となります。そのために,業種を問わずあらゆる企業において,情報分析のための統計システムの構築が大きな課題となっています。そこで「戦略的な統計システムの開発」をテーマとして掲げ,データの解析を意思決定につなげる実用的な統計システムの構築を行います。
データベース技術を根幹とし,関連するネットワーク技術,プログラミング技術も踏まえ,データ構成論などより高度な技術について学ぶとともに,企業における統計システムの使用例を調査します。本学に導入されている統計システムパッケージSASやマイクロソフトSQLサーバの持つデータマイニング機能などを活用し,戦略的データ分析システムを開発します。
既存の統計システムの活用に重点を置く,ウェブビジネス技術コースにおける「DWHと知識管理」というテーマとも連携し,意思決定においてどのような情報が重要視されるかなどの研究成果を取り入れながら,本テーマでは,統計システムの開発を主眼とし,実装を行い,商用システムのプロトタイプ作成を目標とします。