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ウェブ型顧客管理手法(CRM)
ウェブ型顧客管理手法(CRM)

CRM( Customer Relationship Management)とは,企業が顧客情報管理を高度化し,顧客との長期的な関係を築くための手法のことです。一般に宣伝費・広告費など,新しい顧客を獲得するコストは,従来の顧客を維持するコストの数倍になるといわれていますが,CRMの手法を活用することで,より効率的なマーケティングを行うことが可能です。

特にインターネットを利用したCRMはe-CRMと呼ばれ,詳細な顧客情報のデータベースを基に,商品の売買から保守サービス,クレームへの対応まで,個々の顧客とのすべてのやり取りを一括管理できます。データベースに蓄積された顧客情報からその嗜好や消費傾向を分析し,その顧客に適合したキャンペーン情報を送付したり,顧客別のWebページを提供したり,「マイレージ」や「ポイント制」といった顧客維持に有効なシステムを利用することもできます。このようにe-CRMの手法を用いることで,顧客の利便性と満足度を高め,常連客を囲い込み,収益率の拡大を図ることができます。代表的な例として,amazon.comにおける商品紹介を行う顧客管理システムなどが挙げられます。

このテーマでは,e-CRMの事例を研究し,実際にe-CRMに関連するソフトウェアを使用して,システムの管理・運営を円滑に行う能力を修得します。そして,インターネット上で得たデータを戦略的に分析して顧客の購買指向を導き出し,顧客の望む商品やサービスを円滑に提供するe-CRMシステムの構築を目指します。

過去の課程修了プロジェクトテーマ(抜粋)

  • eカスタマーの評価基準に対する信頼性と妥当性の検証
  • 企業のIT化指数開発における基準に関する考察
  • 戦略的CRMMの妥当性分析による有効性の検証(CRMM:Customer Relationship Marketing Model)

担当教員

柏原 秀明高 弘昇ブランドン・ウェイ