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ウェブ型サプライチェーン管理(SCM)
ウェブ型サプライチェーン管理(SCM)

SCM(Supply Chain Management)とは,顧客からの商品の受注,関連企業からの資材・部品調達,そして在庫管理や製品の配送に至るまでの事業活動を総合的に管理するための手法です。SCMの導入により,過剰在庫の削減,コストの引き下げ,納期短縮などが実現可能です。企業の資金的余力を高めるのみならず,顧客満足度(CS)の向上にもつながるため,現在の熾烈な国際ビジネス競争において,SCMは必要不可欠といえます。

SCM導入の成功例としては,トヨタ自動車の「かんばん方式」が有名です。部品調達から生産・物流・販売までを管理するこの生産管理方法は「ジャスト・イン・タイム方式」とも呼ばれています。またデル・コンピュータは,部品の調達から商品の発送までをSCMの手法で合理化することで,顧客ごとにカスタマイズされた製品を安価で提供することを可能とし,PC販売のシェアを伸ばしています。

SCMの実現には,関連企業・事業所(本社営業部門,資材・部品供給元,工場,中間卸売業,小売店など)間における情報の共有が必須です。そのため,インターネットを活用したSCM,すなわちe-SCMのシステムを構築することが肝要です。

このテーマでは,企業におけるSCMの導入事例の調査,データベースの実装,インターフェイスの設計を含むSCMサブシステムの構築実習を行います。また,仮想企業を想定して,課題分析,新規ビジネスの企画,SCMモデルの導入プランの策定なども行います。

過去の課程修了プロジェクトテーマ(抜粋)

  • 利用者による商品の能動的3次元表示を用いたWebショップの差別化の実現
  • 食品業界におけるRFIDを利用したトレーシングモデルの提案
  • 同業種間共通ポイント戦略の可能性に関する考察

担当教員

今井 恒雄フレドリック J. ローレンタイン