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ITコア科目群

ITコア科目群の概要

ITコア科目群は,ACM(Association for Computing Machinery)のWeb-Centricモデルを参考にしたもので,システム設計,データベース,ウェブ・ネットワーク,プログラミング等,ウェブビジネスを支える基幹技術を深く体系的に修得するための基本科目と,「ネットワーク最適化論」,「情報セキュリティ」,「ソフトウェア工学」,「システム理論特論」,「ビジュアル・プロセッシング」,「データマイニングの基礎理論」等の理論系の応用科目によって構成されます。

ITコア科目群の科目一覧

コンピュータ構成論

情報システムの構築ならびに活用を行うために必要な,ウェブビジネス技術における,あるいはウェブシステム開発の基礎となる計算機システムのハードウェア,ソフトウェア両面の基礎知識を修得する。

データベース概論

どの分野においても必要な,データベースの基礎と様々な企業活動における利用方法を理解し,データ定義の技法とデータの操作について学ぶ。

ウェブ技術概論

ウェブ技術に関連する,クライアント/サーバアーキテクチャと多層アーキテクチャの概念を理解し,ハードウェア,システムソフトウェア,ミドルウェアの基本を修得する。また,通信技術,ウェブサーバ管理,セキュリティなどについても学ぶ。

ウェブプログラミングⅠ/Ⅱ

Ⅰで最新のウェブ記述言語であるHTML5およびCSS3を用いてウェブページのデザインや簡単なアニメーションの手法を,ⅡでJavaScriptによる動的なウェブページのプログラミングを,それぞれ総合的に修得する。

情報ネットワーク概論

ウェブベースの情報システム構築や活用の際に必須となる,ネットワークに関する基礎的な知識を修得する。TCP/IPプロトコルやIPアドレスの概要,有線/無線LANやモバイル通信などのネットワークアーキテクチャ,ハードウェア,セキュリティなどの基礎を扱う。

情報ネットワーク特論

TCP/IPベースのネットワークプロトコルおよびアーキテクチャに関する基礎的な知識に基づいて,インターネットの構成原理・機能を深く理解する。主にネットワーク接続のハードウェアとプロトコル,およびルーティングアルゴリズムの詳細について講義する。

オブジェクト指向システム設計

ウェブアプリケーションを開発する際のソフトウェア開発手法およびプログラミング技術を修得する。オブジェクト指向パラダイムを理解し,システムの分析と設計の諸手法を学び,効率的で高品質なシステム開発を目指す。

プロジェクトマネジメント

ウェブ環境でのビジネスプランを策定し,事業を実現するにあたって必要な管理項目を理解する。また,プロジェクト管理手法および各種ツールによる実践技法を,実例やケーススタディを通して修得する。

ウェブプログラミングⅢ

ウェブプログラミングの主流言語であるPHPを用いた動的なウェブページの作成手法を学ぶ。JavaScriptやデータベース(SQL)との連動による高度なアプリケーションの設計・実装も行う。

データベース特論

効果的なウェブビジネスの実現に必要な高品質・高性能のデータベース・システムを構築するために,データベースの基礎理論から,実際的なデータベース利用の諸手法までを,実習を通して修得する。

ウェブサービス構築技法

次世代のソフトウェア・システムとウェブサービスを取り巻く様々な技術,モデルに関する知識を得るために,最新の高度ウェブプログラミング技法を修得する。

ビジュアル・プロセッシング

ネットワークにおける重要な情報インターフェイスである画像データの本質的な特性と取扱い手法について修得する。さらに,情報の有効な表示のための画像利用や,ヒューマンインターフェイスの観点から三次元画像技術や複合現実感技術についても理解する。

ネットワーク最適化論

ネットワークは情報通信技術の基礎となる離散的構造である。この科目では,その数理的基礎から応用までを修得する。組み合わせ論や離散的最適化についても学ぶ。

情報セキュリティ

次世代の情報システムに必須の要素である,セキュリティの構築技法を修得する。インターネット上での様々な不正行為やコンピュータウイルスなどの脅威の実際を理解・解析し,対策としての技術・技法を学び,その安全強度や限界について考える。

データマイニングの基礎理論

最近の企業経営においては,大量のデータをベースとしたBI(Business Intelligence)による意思決定が重要になっている。その中核となる方法論であるデータマイニングについて,諸手法を理解し,活用するために必要な理論を学ぶ。

ソフトウェア工学

ソフトウェア製品の設計,実装,テスト,保守の諸手法を学び,さらにソフトウェア資源全体を評価し,真に効果的な情報システムを実現するために必要な知識を,主として理論的・方法論的な立場で論ずる。最近のトピックスについても随時取り上げる。

システム理論特論

経営分野,経済分野,技術分野で現れる複雑なシステムを分析するための理論と実践を学ぶ。特に,種々の複雑かつ競合関係を内包するような事態が起きた場合に,抽象的あるいは実用的なモデルを基に合理的な判断を可能にするための方法を修得する。

システム設計特論

プロセッサ・ハードウェアの設計を題材に,システム開発に取り組む心構えや考え方,開発組織の一員としての役割,企画から仕様策定を経て設計・開発に至る各フェーズで考えるべき要件などについて講義する。システム開発組織の運営についての実態や,これら総合的な企業活動と連携したものづくりの最新状況を学ぶ。

実践クラウドコンピューティング

クラウドコンピューティングについて,現在利用可能な様々なソリューションを紹介する。コスト削減,企業,組織における利点などについて,戦略,企画,ソーシャルメディアに対する最適化などの観点から討論する。

環境情報システム

地球環境問題を例に取り上げて,情報の有効な利活用のために,その情報を取り巻くシステムと各種のデータ処理手法を講義する。

知識処理とマイニング

知識を利用したシステムを構築するための基礎概念と手法について,マイニングの手法を交えて講義する。

データサイエンス

ビッグデータの集約・解析のための基礎的な手法を修得し,その応用としてのデータマイニング,機械学習,画像認識など高度な情報処理との関連についても学ぶ。

データモデルとアプリケーション設計

データモデルとは,現実世界をコンピュータで処理できる情報化された世界とをマッピングする道具である。医療情報や金融情報を例に,現実世界を抽象化するためのプロセスとデータモデルを紹介し,それらを関係データベースのアプリケーションとして実際に設計を試みる。

統計学

先進的な経営戦略策定や科学的な意思決定に際しては,高度な統計処理が不可欠である。このような処理に必要な統計的手法,確率論的手法,数理プログラミング手法について実習を交えて学習し,経営科学の諸問題への適用とその解法について学ぶ。

メディア技術論

映像,音声,ビデオ対話などで用いられるデータ形式やプロトコルについて,その仕様や設計方法などを解説するとともに,マルチメディアコンテンツをインターネットを通じて配信および受信する演習を通じて,適切な配信方式やツール等を提案できるようにする。

応用情報学最先端A/B

ITの理論から応用分野まで,最先端の情報をオムニバス形式で取り上げ,講義を行う。日進月歩で進化するIT業界の最新動向を伝え,プロジェクトでの開発対象の目標につながることを期待する。

離散数学

コンピュータサイエンスの領域において基礎となる離散数学の基本的な知識と論理的な手法を学ぶ。離散的な対象を数学的に取り扱い,論理的な証明など離散数学の基本技法を学ぶ。その上で,実用問題のグラフ化とそのアルゴリズムを理解する。