次世代産業コース プログラム紹介
農業ITプログラム

農業ITプログラム

第一次産業である農業は,人間の生活に欠かせない日本を支える産業であるにもかかわらず,後継者不足による高齢化や,海外からの輸入農産物との競合などにより,決して明るい状況とはいえません。しかし,その現状を打破する大いなる可能性を秘めた存在がITです。ITを取り入れた農業の代表例として「野菜工場」とも呼ばれる植物工場があります。ITによって光や温度,湿度などを完全にコントロールし,計画的にレタスやトマトなどが生産されています。

一方,屋外の伝統的な農業分野にもITが活用され,その例として農作業の効率化や情報の自動収集によりノウハウを伝承するソリューションや,農家の営農を支援するクラウドサービスなどが挙げられます。野菜の生産・流通・消費の変革にも,ITが深く関わっています。

自然の恵みに頼る産業だけに,ITはもっとも縁遠いと思われてきましたが,じわじわと導入が進んでいます。2020年の農業IT化市場は13年と比べ約9倍の600億円程度にまで成長するという調査結果もあるほどです。魅力ある農業へ転換するためには,IT活用がカギを握っているといえるでしょう。本プログラムでは,次代の農業IT化を先導する人材を育成します。

対象者例

産地からの環境データを収集し,蓄積して分析できるスキルを身につけたい方。

生産者のノウハウをモデル化・可視化し,環境制御や後継者教育に活かせるような知識・スキルを有するリーダーを目指す方。

生産者と消費者とをウェブで結ぶ(産直支援=CRM)システムの構築スキルを身につけたい方。