
現在,金融・サービス・通信・製造・流通・医薬・教育・官公庁など数多くのビジネス分野で統計解析が活用されています。そして,それぞれの分野における各部門(経営,企画,調査・マーケティング,研究・開発,設計,生産管理・品質管理,販売,サービス・メンテナンスなど)では各種の統計解析技術が応用されています。また,最近ではデータマイニングやウェブマイニングなどの技術が注目され,ビジネス・インテリジェンス(BI)という概念が重要視されています。
従来の大学・大学院では,統計解析における基礎的な手法の教育が中心でした。現実のビジネス活動において発生する多種多様で大量なデータを,「ITによるデータ分析・統計解析手法を用いて,どのように有効活用するか」という応用教育は,ほとんどなされてこなかったのです。
本学では,この課題に対応するために,教育用の効果的なツールとして本格的な統計解析用ソフトウェアを導入し,応用的で実践的な学習・研究環境を実現しています。
統計解析パッケージとしては,種々の製品が提供されていますが,本学では,全世界で約45,000サイト,日本でも約1,500社2,300サイトと大きなシェアを誇り,その有用性に定評のある米国SAS Institute Inc.のBIソフトウェアを教育用に導入しています。SAS Institute Inc.は,EIP*ソフトウェアとビジネスソリューション分野における世界のリーディングカンパニーです。
キャリア強化科目の各プロジェクトにおいてこの教育用SASシステムを活用し,対象となる多種多様かつ大量のデータを分析・解析し,データの持つ意味を適確につかむための実践的学習・研究を行うことができます。
また,SAS製品について深い知識を持つユーザを認定する,「SASグローバル認定プログラム」を本学内で受験することも可能です。
*EIP: Enterprise Intelligence Platform