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教授インタビュー

武田 康廣 教授

武田 康廣 教授

株式会社GAINAX京都代表取締役
株式会社GAINAX WEST代表取締役
アニメ制作会社「株式会社福島ガイナックス」取締役
「空想とアートのミュージアム 福島さくら遊学舎」館長

「日本のアニメとICT」。KCGIでは「コンテンツビジネスコース」で,この組み合わせによる新しいマーケットやビジネスモデルの創出を探ります。「アニメ企画・製作・プロモーション特論」を担当するのは武田康廣教授。武田教授は『新世紀エヴァンゲリオン』で有名な株式会社ガイナックスの設立に携わり,「空想とアートのミュージアム 福島さくら遊学舎」館長も務めています。アニメーションプロデューサーとしてゲーム『新世紀エヴァンゲリオン〜鋼鉄のガールフレンド』をはじめ,『トップをねらえ2』や『アベノ橋魔法☆商店街』,『はなまる幼稚園』など多数の作品を手掛けました。同社とのコラボレーションで,KCGグループ創立50周年を記念したCMを制作しました。

日本のアニメによるビジネスを探る

ビジネスとは「いかに資金を回収するか」

‐アニメをビジネスにするためのキーワードは何でしょうか。

私の今までの主な仕事は,ガイナックスでのアニメーション企画のプロデューサーでした。アニメの企画書を制作し,一緒に仕事をしたいと思う会社と交渉して放送枠を決め,具体的に予算を確保します。作品が出来上がってからは,いかに資金を回収するかを考えることが大事。それを実行することが,すなわちビジネスであるといえるでしょう。

‐武田教授がアニメに携わるようになったきっかけを紹介してください。

最近企画した作品には『放課後のプレアデス』『天元突破グレンラガン』などがあります。現在は,新規アニメ企画を数本進めています。そのような私ですが,現在の仕事をしているのは偶然です。学生時代は全く別の勉強をしていました。しかし,学生時代に好きで開催していたイベントや自主制作活動が,気がつけば仕事になっていました。ですので,気分としては今でもアマチュア活動です。というよりは,いつまでもアマチュア時代の「楽しい事,面白い事を率先して」を忘れないようにしています。

‐アニメを学ぼうとしている学生にメッセージをお願いします。

アニメ作品を企画・制作するということは,すごくエネルギーを必要とします。そのうえ,資金を集めて制作するということは,責任が発生します。作品は人に見てもらい,評価を受け,資金を回収し黒字を出す。そこまで考えるのが,企画としての完成形です。作品さえできればOKというのでは,ただの自己満足にすぎません。作品は評価を受けて初めて完成します。評価は,作品に対してだけではなく,行動や発言など,世に対して発表したことすべてに向けられます。ですので,みなさんも評価に対してしっかりと立ち向かう気概を持って学んでください。

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