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木戸出 正継

Masatsugu Kidode
木戸出 正継

経歴

  • 京都大学工学士,同大学院修士課程修了(電気工学専攻),工学博士
  • 奈良先端科学技術大学院大学名誉教授,元同大学院大学学長補佐,同大学院大学副学長兼附属図書館長,元東京芝浦電気株式会社総合企画部新規事業開発推進室担当部長,同社研究開発センター関西研究所所長,同社マルチメディア事業推進室室長,東芝アメリカ社副社長兼Advanced Information Technology Center所長,元電子情報通信学会情報・システムソサイエティ会長,元情報処理学会関西支部長,元システム制御情報学会理事

メッセージ

”多様な実世界に対応できる,マイICT知識を磨こう!”

実世界で稼働する知的な情報処理応用システムのデザインを可能とする,知識・技術体系を獲得しましょう。コンピュータ処理の高度化と高速化,そして小型化により,人間の日常生活を支援する応用システムが具体化されています。獲得すべき情報処理技術要素は,数学・物理・論理学などの基本的な知識群から,応用先である医療福祉・環境管理・工場生産・交通運輸・オフィス業務などの多様な現場での実務知識群まで,多種多様で高度化されてきています。すべての知識を短期間に吸収することは不可能に近いことと思います。まずは自ら興味をもち,楽しさを見つけ,勉強の糸口を探していくことから始めましょう。目的とするシステム設計の解は一つではありません。システム完成への道は複数あり,必ず自分らしい道を見つけることができます。また,独自の解を探す努力を積み重ねていけば,研究者・技術者として存在感を示し成功者になっていくことと思います。そのためには,多種多様なアプローチでマイデザインを実現する知識・技術を獲得し蓄積しておく必要があります。これが研究者・技術者に成長していく過程での勉強です。自ら興味をもち社会が必要とする知識を一つずつ吸収していきましょう。その技術が好きになれば,周辺の知識吸収も加速され,効率よく身についてきます。勉強は受け身ではなく,自ら積極的に求めていきましょう。高度情報社会に必要とされる,最近のシステムデザインはグループ・集団作業に基づくものがほとんどです。グループの中で,自らの主張・見る目(視点)・実現法を確立し,存在感があり,周りから必要とされるマイICT知識をもつ研究者・技術者を目指しましょう。類は類を呼び,良いグループはより良いシステムデザインができ,それらのビジネスも大きく拡がっていくでしょう。実現すべき社会システムは我々が普段利用するものです。システムデザインは素人的にシステム仕様を可視化し,それが決定すれば,マイICT知識を蓄積してきた情報処理技術者の実装能力でスピーディに組み立てていくものです。たくましい研究者・技術者になり,実世界にイノベーションを起こしていきましょう。

担当科目

  • 応用情報学最先端

専門分野

  • マルチメディア情報理解
  • 知的インターフェイス
  • 知的ロボット
  • 人間機械複雑共存系

業績

学術論文

  • 坂井利之,長尾真,木戸出正継,“電子計算機による濃淡図形の処理-顔写真の場合-”,電子通信学会論文誌,Vol.54-C,No.6,pp.445-452,Jun. 1971
  • Harry Wechsler, Masatsugu Kidode, “A Random Walk Procedure for Texture Discrimination”, IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence, Vol.PAMI-1, No.3, pp.272-280, Jul. 1979
  • 篠田英範,近藤隆志,澤田順夫,沼上英雄,木戸出正継,“ランドサットMSS画像データベースシステムの開発と評価”,情報処理学会論文誌,Vol.24,No.6,pp.867-876,Nov. 1983
  • 麻田治男,篠田英範,田端光男,木戸出正継,渡辺貞一,“会話型画像処理用高速ハードウェアの開発と評価”,電子通信学会論文誌,Vol.J68-D,No.4,pp.861-868,Apr. 1985
  • 濱崎雅弘,武田英明,松塚健,谷口雄一郎,河野恭之,木戸出正継,“Bookmarkからの共通話題ネットワークの発見手法の提案とその評価”,人工知能学会論文誌,Vol.17,No.3,pp.276-284,2002
  • 上岡隆宏,河村竜幸,河野恭之,木戸出正継,“I'm Here!:物探しを効率化するウェアラブルシステム”,ヒューマンインタフェース学会論文誌,Vol.6,No.3,pp.19-30,Aug. 2004
  • 小作浩美,内山将夫,井佐原均,河野恭之,木戸出正継,“新聞記事コーパスでの単語出現特徴を利用した観光イベント情報の検索支援”,人工知能学会論文誌,Vol.19,No.4,Apr. 2004
  • 河村竜幸,福原知宏,村田賢,武田英明,河野恭之,木戸出正継,“対象物に『触れる』行為と記憶の遍在化による日常記憶支援”,電子情報通信学会論文誌,Vol.J-88-D-I,No.7,pp.1143-1155,2005
  • 北島利浩,浮田宗伯,木戸出正継,“スティックと楕円の統合モデルによる外見的特徴の少ない非剛体群の時系列位置・姿勢推定法”,電子情報通信学会論文誌,Vol.J88-D-II,No.2,pp.334-346,2005
  • 小林亮博,久米出,上野敦志,河野恭之,木戸出正継,“コミュニケーションモデルに基づいたパーソナルロボットのアプリケーション調停機構”,電子情報通信学会論文誌,Vol.J-88-D-I,No.12,pp.1760-1772,2005
  • 上田博唯,小林亮博,佐竹純二,近間正樹,佐藤淳,木戸出正継,“ユビキタス環境における対話型ロボットインタフェースのための対話戦略の構築”,情報処理学会論文誌,Vol.47,No.1,pp.87-97,Jan. 2006
  • 山本大介,土井美和子,松日楽信人,上田博唯,木戸出正継,“親和行動導入による実用的ホームロボットインタフェース-音声誤認識を許容する親和行動-”,ヒューマンインタフェース学会論文誌,Vol.8,No.2,pp.45-52,May. 2006
  • 満上育久,浮田宗伯,木戸出正継,“投影中心固定型パンチルトプロジェクタとキャリブレーション”,電子情報通信学会論文誌,Vol.J90-D,No.11,pp.3065-3078,Sep. 2007
  • 浮田宗伯,辻良介,木戸出正継,“時系列形状の主成分分析による人体・着衣の形状推定”,情報処理学会CVIM研究会論文誌,Vol.1,No.2,pp.63-75,Jul. 2008
  • 中村善一,木戸出正繼,“筆跡鑑定の知見に基づく特性値を用いたオンライン筆者照合”,システム制御情報学会論文誌,Vol.22,No.1,pp.37-47,Jan. 2009
  • Naoko Enami, Norimichi Ukita, Masatsugu Kidode, “Image Matching with a Car-mounted Camera robust to Changes in Imaging Conditions”, International Journal of Pattern Recognition and Artificial Intelligence, Vol.23, No.7, pp.1369-1395, 2009
  • Retno Supriyanti, Hitoshi Habe, Masatsugu Kidode, Satoru Nagata, “Cataract Screening by Specular Reflection and Texture Analysis”, Communications of SIWN, Vol.6, pp.59-64, 2009
  • 佐々木智樹,松原崇充,野崎康,木戸出正繼,“卓球タスクにおけるスイング動作からのスピン関連情報抽出と打球予測への応用”,電子情報通信学会論文誌,Vol.J94-D,No.10,pp.1622-1630,2011
  • Takamitsu Matsubara, Daisuke Shinohara, Masatsugu Kidode, “Reinforcement Learning of a Motor Skill for Wearing a T-shirt using Topology Coordinates”, Advanced Robotics, Vol.27, Issue 7, pp.513-524, 2013