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今井 恒雄

Tsuneo Imai
今井 恒雄

経歴

  • 京都大学工学士,同大学院修士課程修了(数理工学専攻),工学修士
  • 元富士通株式会社システム本部主席部長,元株式会社富士通ラーニングメディア取締役
  • 日本e-Learning学会副会長

メッセージ

私は,長年,富士通株式会社のシステムエンジニア部門に勤務し,主に教育,医療関係のシステム構築を担当しました。その後,株式会社富士通ラーニングメディアで研修事業を担当しました。

教育関係では,大学の教員が研究で使用する技術計算,学生のコンピュータ利用教育,事務部門や図書館等のさまざまなシステムの開発と構築を担当してきました。

医療関係では,病院全体の業務にコンピュータを使って,患者へのサービス向上を目指した病院総合システムの構築に携わりました。現在,多くの病院で導入されている電子カルテはその一例です。

富士通ラーニングメディアでは,富士通社員および一般のお客様に対する一般的な集合研修に加えて,インターネット上で学習するeラーニング事業を立ち上げました。IT研修,ビジネス研修を,ウェブ上で可能にするポータルサイトです。本格的なウェブビジネスであり,新たな研修形態として,大いに期待されている分野です。

私が担当するキャリア強化科目では,複数の企業にまたがるビジネスで,企業間での情報共有を柱とした新たなビジネスモデルを構築し,最終顧客に高い満足度をもたらすための経営手法である「SCM」に関する具体的なテーマを設定し,課題分析,その分析に基づいたビジネスモデルを導き出します。また,そのモデルを実現するためのWebアプリケーションを,「Java言語によるオブジェクト指向システム開発技術」を使い,実践的にシステム開発を行います。

本学の学生は,さまざまな経歴を持った人材の集まりです。教員を中心に,お互い切磋琢磨し,自らの目指すキャリアを身につけて実社会で大きく羽ばたいてくれるものと信じています。

担当科目

  • キャリア強化科目

専門分野

  • SCMの理論と実際(TOC,SCOR,WebEDI,ロゼッタネット,ebXMLなど):これまでの企業の経験からSCMに関する実践的な応用に興味を持つ。
  • eコマース:電子商取引に関する構築技術,ビジネスモデル,法的規制などそれからの発展とそれらを取り巻くさまざまな問題点に実践的な面からアプローチすることに強い関心を持つ。
  • オブジェクト指向システム開発(J2EE等をベースとした実践的な開発):大中規模のオープンシステムの開発で,Java言語をベースとした,ひとつの中心的な開発技術の体系であり,高度な情報処理技術者のための必須の技術であり,これまでの企業経験からその重要性を認識し教授する。
  • 情報システム設計:ITを活用したシステムの開発に関して,企業が新たに成長するための企画段階から,要件定義,方式設計,システムの開発,運用,アウトソーシングなど,システムのライフサイクル全体を通してなすべきことを明確にし,顧客,ITベンダそれぞれの意識を高めることに興味を持つ。
  • プロジェクト管理:システム開発を円滑に進めるには,顧客,ITベンダともに,その開発に責任を持つプロジェクトリーダーを決め,さまざまな観点からの管理を総合的に行うことが肝要である。システム開発の各段階でなすべきことを,これまでの企業での経験をもとに体系的な知識,ノウハウを体得している。
  • eラーニング:これまでの企業での一般企業向けのeラーニングシステム(インターネットによって研修を受講するシステム)とそのためのコンテンツ(教材)の開発経験から,今後の重要性と発展の可能性を確信し,斬新的な取り組みに興味を持つ。

業績

論文

  • “ソフトウェア設計の基本(その1) ―データエントリ―”,1991年9月 情報処理学会第43回全国大会 今井恒雄
  • “ソフトウェア設計の基本(その2) ―現場担当者主導のシステム開発―”,1992年3月 情報処理学会第44回全国大会
  • “ソフトウェア設計の基本(その4) ―ファイル設計―”,1992年9月 情報処理学会第45回全国大会
  • “ソフトウェア設計の基本(その5) ―部品の考え方―”,1993年3月 情報処理学会第46回全国大会
  • “誰にでもは出来ないOA化から誰にでも出来るOA化へ ― 何故誰にでもは出来ないか―”,1993年9月 情報処理学会第47回全国大会
  • “誰にでもはできないOA化から誰にでもできるOA化へ(その2) ―OA化の考え方とその教育―”,1994年3月 情報処理学会第48回全国大会
  • “誰にでもはできないOA化から誰にでもできるOA化へ(その4) ―誰にでもできるための訓練法―”,1994年9月 情報処理学会第49回全国大会
  • “誰にでもはできないOA化から誰にでもできるOA化へ(その5) ―データ入力の問題点と解決法―”,情報処理学会第50回全国大会,pp.256-257,1995
  • “対面授業とオンデマンド授業のLMSによる効果比較”,日本e-learning学会 2005年学術講演会
  • “大学でのeラーニングの推進を願って”,NAIS Journal Vol.1,pp.30-31,2005
  • “エンドユーザ主導によるシステム開発手法”,NAIS Journal Vol.1,pp.60-66,2005
  • アキューム | 京都コンピュータ学院校友会機関誌

著書

  • “データベース構築の理論と実際”,1985年1月 コロナ社
  • “ファイル処理入門”,1990年4月 恒星社厚生閣
  • “システム設計入門”,1993年7月 恒星社厚生閣
  • “英字新聞を読んでみよう!”,2002年7月 恒星社厚生閣
  • “英会話,ついでに英語の読み・書きも!”,2003年3月 恒星社厚生閣
  • “英語落語・日本語落語大集合”,2004年8月 恒星社厚生閣
  • “英語落語・日本語落語で生き生き人生!”,2005年7月 恒星社厚生閣
  • “あなたが作るトータルファッション”,2006年8月 恒星社厚生閣

オフィスアワー

  • 水曜日(12:00〜13:20):百万遍キャンパス