ビジネスにおける21世紀のキーワードの一つは,「アジャイル(俊敏な)経営」です。長期的な視点では,21世紀前半には,アジア諸国の経済力は欧米を抜き去る勢いであるといわれています。BRICs(ブラジル,ロシア,インド,中国)の経済力は2025年にはG6(フランス,ドイツ,イタリア,日本,英国および米国)の約半分に達すると予測され,中国は,2015年までに経済規模で日本を追い抜き,2039年には米国をも追い抜くと予測されています。
このように,経済をはじめ政治・技術・社会など,環境変化の激しい今日では,この環境変化を俊敏に把握し経営の意思決定を素早く実行できることが,企業の勝敗を決定するといっても過言ではありません。この俊敏な経営の実現基盤は,「変化に対応する経営手法」と「情報通信技術(ウェブ技術)」といえます。したがって,この二つの実現基盤要素に対応した実践的な高度専門応用能力を備えたプロフェッショナル人材の育成が急務といえます。
学生や社会人の方々が,本学にて「アジャイル経営」に対応できるプロフェッショナル人“財”を目指して,情報通信技術と高度な実践的応用技術の研鑽をされることを強く期待します。