韓国は,インターネット普及率が高く,超高速通信網の普及も進んでおり,IT強国もしくはIT先進国と言われています。その名にふさわしく,BcN(ブロードバンドコンバージェンスネットワーク)の導入およびユビキタス環境の実現に向けて,積極的に取り組んでいるところです。しかしながら,それに伴い,ハッキングやスパムメールなどの副作用も急増しつつあります。安全なデジタル社会を迎えるために,情報セキュリティは今後さらに重要とされるでしょう。
私は,漢陽大学校で電子工学修士課程を,大田大学校でコンピュータ工学博士課程を修了しました。その後,通信・コンピュータ・半導体などの情報分野における研究・開発を担当する政府機関である韓国電子通信研究院(ETRI)で16年間,主席研究員として働き,韓国情報保護振興院(KISA)の立ち上げに参画した経験があります。また,韓国情報保護振興院(KISA)では,基盤施設保護団長,評価引証事業団長などを経て,院長を務めました。在任中は,情報セキュリティ産業の育成において,その基盤造成にもっとも力を入れてきました。
本学では,「情報セキュリティ/PKI」を担当します。情報セキュリティは社会全般にわたるインフラの核として位置づけられているため,その研究の需要は高まるものと思われます。
私は,本学で勉強される方々に日本最初で唯一のIT専門職大学院である本学に誇りを持っていただきたいと思います。学生の皆さんには,今まで積んできた様々な経験をベースに新しい研究を行っていくことを期待しております。