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中村 真規
Masaki Nakamura
  • 青山学院大学経営学士
  • 日本ユニシス株式会社(旧:バロース株式会社)勤務後,1987年8月,株式会社デジック設立。代表取締役社長
  • 北海道コンピュータ関連産業健康保険組合理事長,一般社団法人 北海道情報システム産業協会会長,一般社団法人 全国地域情報産業団体連合会会長

拡散するIT社会の中でプロフェッショナルとして活躍するためには,まず,自分の立ち位置をきちんと決めることが大切です。企業経営においても,トップの立ち位置がその企業の発展を決める要であると言っても過言ではありません。自信を持って立ち位置を決めるためには,高度な専門知識による裏付けと,自分自身の価値観の確立(心の見直し)が必要です。

すなわち,ITプロフェッショナルとして,世の中に出て行くためには,心と知識の融合が大切なのです。

私は,長年この業界で働き,ITの変遷の歴史を身を以って体験してきました。この経験に基づき,いろいろな知識と大切な価値観をお教えしたいと思います。30年間のIT産業成長の歴史を俯瞰し,体系的にIT産業を分類することで,広い視野を持ち,未来の可能性を追求することができるのです。

また,私は,31歳で独立し,起業した経験から,経営について,おいしい経験も苦い経験も味わってきました。その中で学んだ企業経営の楽しさ,辛さをお話しします。そして,経営における計数管理の重要性と,価値観の共有の大切さをお教えしたいと思います。企業経営における生の情報を分析し,計数管理等の経営の実際を学ぶことを通して,経営の立ち位置の重要性を理解することが大切だと信じるからです。

大学院の授業を通して,必要な知識を身につけるだけではなく,経営実践者との真摯な対話から,その価値観・心を学んでいただきたいと思います。

インド,中国などにおけるIT産業の急速な拡大の中,日本のIT技術者の先行きを案じる声もあります。これは,実際のビジネスを知らない,そして狭い視野しかもたない人の偏った考えです。

グローバルな時代だからこそ,日本的経営手法,人材管理手法が輝きを増しています。

高度な専門知識をもったITプロフェッショナルが,そして広い視野で物事に対処できる人材がこれまで以上に必要な時代が到来しています。

人類の未来を支えるITプロフェッショナルが今,求められているのです。

著書・論文

  • 「日本IT産業の課題と極東ロシアIT産業の可能性」,ロシア・ユーラシア経済〜研究と資料〜2008年1月号,ユーラシア研究所