
データベースシステムの理論的根拠を与えるリレーショナル代数や正規化理論,データベースシステムの最適化手法や効率的な構成論,および分散データベース化,オブジェクト指向アプローチによる知識ベース化・マルチメディア化についても強い関心をもつ。実際に,企業研究所においてリレーショナルデータベース管理システムの国産第一号を開発し実用化を図るとともに種々の社会システムへの適用を通して,新しい性能改善策を生み出す経験を積んだ。また,リレーショナルデータベースシステムへの適用範囲の拡大に挑戦してきた。たとえば,通信ネットワーク技術を利用するデータベースの均質分散(水平分散化)技術,数値・文字メディアから画像,音声,映像なども含むマルチメディアデータベース技術,それらの1つの応用としての次世代電子図書館システムの開発,さらにインターネット・ビジネスモデル(eコマース/ウェブショッピングなど)へのデータベースの応用分野の課題と取り組む。さらに,21世紀のグローバル企業において,ITシステムの中核部分を構成するSCM,CRM,ERPシステムなどを支えるデータウェアハウス(DataWareHouse)とデータマイニング技術を活かした新しいビジネスインテリジェンス分野のシステム開発に挑戦している。