私は,マサチューセッツ工科大学(MIT)で数学(代数的位相幾何学)を専攻し,1962年に学士号,1964年には博士号を取得しました。MIT,プリンストン大学で教鞭をとった後,RCA社コンピュータシステム課でコンパイラ研究に取り組みました。その後,コンピュータサイエンス担当の教授としてニュージャージー工科大学,シートンホール大学,そしてロチェスター工科大学(RIT)で教鞭をとりました。RITでは,コンピュータサイエンス学科,イメージングサイエンス学科の教授として,25年間にわたり教育・研究活動に従事してきました。また,RITコンピュータサイエンス学科修士課程プログラムの責任者を務め,プログラミング言語,コンピュータ理論,パターン識別,ニューラル・ネットワーク,遺伝的アルゴリズム等の科目を担当しました。
数年間にわたり,本学のグループ校である京都コンピュータ学院の短期集中コース担当のために毎年京都を訪れました。このようなすばらしい機会を得て,またここで多くの良き友人に出会えたことを心からうれしく思います。
また,長年にわたり,多くの研究を行い,RCA社,Dun & Bradstreet社,Xerox社,Kodak社,Hewlett-Packard社,国勢調査局等のコンサルタントを務めました。Kodak研究所では,手書き文字認識の研究を行いましたが(2件の特許を取得),この研究結果は後に国勢調査局でも採用されました。現在,Hewlett- Packard社との共同研究で,ハーフトーニング,およびレーザープリンタのための紙質分類アルゴリズムに関する研究を進めています。
私は,本学教員の一員であることを誇りに思っています。また,学生の皆さんが,この興味深く魅力的で,ダイナミックなITの世界へ一歩踏み入れられたことを心より歓迎します。ITは,かつて例を見ない速さで進歩し続けています。また,ITの応用範囲もますます広がっています。IT専門家は,コンピュータ,ソフトウェア,インターネットを多種類の企業体へ統合することができる,貴重な人材であるといえます。
本学で,あなたも楽しみながら,ITを使いこなすことができるようになるはずです!