
現在,日本の業界は不況の嵐の中であえいでいるが,その中でも世界的シェアを掌握し,高収益を上げているのは京都の企業群である。これら企業の元気のよさの理由として,「京都の持つ革新の文化」や「京都の企業の質を追う本物主義の伝統」,あるいは「社会のニーズに対する洞察性」などがいわれている。また,京都は世界的ベンチャー企業の発祥の地であることも周知の事実である。一方,数々のノーベル賞受賞者を生んだのもここ京都である。京都は,起業においても学問においても,創造性を育成する土壌である。
千年以上にわたって,京都は日本文化の中心である。本学は「京都」という地の利を得て,その風土的エネルギーを継承し,世界に向かって日本の情報文化を発信しつつ,大きく発展していくものと確信している次第である。