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KCGIがMOTランキングトップに

大学院・大学院大学のMOT(Management of Technology,技術経営)・MBA(経営学修士)教育プログラムのランキングを行っている(株)国際戦略デザイン研究所はこのほど最新の試行評価結果を公表,京都情報大学院大学(KCGI)がMOT単独のプログラムでランキングトップ(全体では2位)に位置付けられました。KCGIは前回の評価結果でもトップとされています。

評価の対象となったのはMOT,MBAあわせて109コース(うち8コースは両方に属する)。国際戦略デザイン研究所は,公開情報やアンケート調査をもとに①学生②教員③カリキュラム④インフラ⑤オープンネットワーク⑥パフォーマンス⑦マネジメント-の各観点から評価,分析をし,得点化しました。その結果,KCGIは62.6点で,MOT単独プログラムとしてはトップとなりました。

<MOTランキング2008>
http://www.isd-r.com/mot/rank/mot.cgi
<MOT&MBAランキング2008>
http://www.isd-r.com/mot/rank/motmba.cgi

また,大学院・大学院大学のMOT教育プログラムの評価機関として経済産業省から委託を受けている(株)三菱総合研究所も,試行評価(将来的な認定制度の設置を目的として実施)の結果を発表しました。KCGIは,▽教育目標の設定▽カリキュラムの構成▽受講者への支援体制-の部門で特に優れているとの評価を受けています。

特に「『社会的ニーズが高いウェブ情報を基幹とするITスキルと,経営(マネジメント)スキルとを兼ね備えた人材』という,育成すべき人材像を明確にして取り組んでいる」「情報システム技術に立脚したMOTを目指している点で独特で,受講生の多様なニーズに配慮した教育・指導・支援体制がとられている」「遠隔講義システムの構築など情報インフラが整備されている」点などが高く評価されました。全体所見として「実務志向が極めて強い,独自性の高いプログラム,システムを展開。プログラムの改善にも熱心である。教員は多様なバックグラウンドを持っている」とされています。

大学全入時代など環境が大きく様変わりし,大学間の競争が激しくなる中,MOTの重要性が認知されつつあり,各地にMOT大学院の設立が進んでいます。そのような中,ウェブビジネスの専門家を育成する日本最初のIT専門職大学院として2004年に開学したKCGIは,今回,産業界のみならず,国からも高い評価を受けたことになります。時代が求める人材の育成を目指す姿勢や取り組みが,あらためて認められたといえるでしょう。

(株)国際戦略デザイン研究所のサイトでもKCGIが紹介されました。
http://www.isd-r.com/mot/view.cgi?id=2008/07/11.html#2008/07/11.html

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