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14回目のKCGI創立記念式が挙行されました

14回目のKCGI創立記念式典が挙行されたKCGI京都駅前サテライト大ホール
14回目のKCGI創立記念式典が挙行されたKCGI京都駅前サテライト大ホール

京都情報大学院大学(KCGI)は2017年11月1日に,14回目の創立記念日を迎えます。これに先立って10月27日,記念式典がKCGI京都駅前サテライト大ホールで開かれ,学生と教職員一同が祝うとともに,KCGIのさらなる飛躍を誓いました。式典では,初めにKCGI学長の茨木俊秀教授が学校の特徴として,アジアを中心に世界中から留学生が集まるグローバルな側面と,札幌・東京の両サテライトによる国内向けのIT教育機関という二つの側面があることを挙げ,これらが両輪となって,近年の学生数の増加に結び付いていると話しました。

引き続き,KCGIの高橋豊教授が「ICTによる社会のスマート化」と題して,ICTの活用によって社会の各方面で進展しているエネルギーの効率化やリスク軽減について講演しました。高橋教授はその事例として電力と自動車交通のスマート化を取りあげました。電力では,各家庭に電気使用量を30分ごとに計測可能な「スマートメーター」を取り付けることで,電気の使われ方の情報を詳細に把握・分析して,発電計画の策定や電気の需要調整などに活かすシステムが構築されつつあること,また自動車交通では,車同士での情報交換が可能になる「車々間通信」と運転支援システムを連携させることで,事故の減少や渋滞緩和の効果が期待されることを紹介しました。最後に会場を埋めた学生に向けて,「サービス産業の改革・イノベーションはさらに進展し,IT人材は今後も大幅な不足が見込まれます。優秀な技術者になるには,好奇心を持って異分野への関心を高め,物事を俯瞰的に見ることができる思考能力を養うことが大切です。皆さん、がんばってください」と,未来のITエンジニアたちに熱いエールを送りました。

KCGIは,1963年5月1日に創立した日本最初のコンピュータ教育機関である京都コンピュータ学院(KCG)のパイオニア・スピリットを受け継ぎ,日本最初のIT専門職大学院として開学しました。応用情報技術研究科 ウェブビジネス技術専攻を置き,修了するとIT応用分野の最高学位である情報技術修士(専門職)が得られます。学問分野では,既存のビジネスITコース,システム開発コース,コンテンツビジネスコースに加えて,ITの応用分野が多様化している現実に応えて,医療健康IT,農業IT,海洋IT,観光ITの4つのプログラムから成る次世代産業コースを2016年度,コミュニケーションシステムと教育メディアの2つのプログラムから成るメディアコレボレーションコースを本年度設置しました。入学定員も,開学当初の80名(総定員160名)から,240名(同480名)に増員しています。ITと経営,それにコンテンツに関する知識と技術を持った優秀な人材を,国内やアジアをはじめ世界のIT業界に送り出してきました。

ICTによる社会のスマート化について講演するKCGIの高橋豊教授
ICTによる社会のスマート化について講演するKCGIの高橋豊教授

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