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卒業・修了後に京都に残って働く留学生を紹介する冊子にKCGIの2名が登場

京都市が「学生とつくるまちの未来プロジェクト」事業として作成した大学卒業,大学院修了後も京都に住み続けながら働く元留学生を紹介するデジタル冊子「Work in Kyoto」に,京都情報大学院大学(KCGI)を2020年9月に修了して老舗酒造大手の月桂冠株式会社に勤務する金 亦衛さん(中国・上海出身)と,同2023年3月に修了してデジタルゲーム制作の有限会社キュー・ゲームスに勤務する劉 鋭驍さん(同・北京出身)が取り上げられました。金さんは「京都はとても住みやすいところ。今後も仕事を通して日本と中国の懸け橋になりたい」,劉さんは「日本の歴史と文化が深い京都は魅力。この地で自分のゲームを作るという夢を実現させたい」と語っています。

「Work in Kyoto」:https://tokyu-fudosan-hd-gakumachi.com/digital_book/spot_5th/#page=1

京都市は人口に占める学生の割合が約1割を占め留学生も多く,「学生の街・京都」と言われているにもかかわらず,市内の企業に就職する学生は2割に満たないのが現状で,学生をつなぎ止め,若者・子育て世代の市外流出に歯止めを掛けることが課題になっています。そのような中,市と東急不動産ホールディングス株式会社,株式会社学生情報センターが連携して,学生の視点から京都で働くことの魅力を国内外に発信し,市内への移住・定住につなげようとプロジェクトを展開。2023年度の事業として京都で学ぶ留学生を含めた大学生15人が,市内の大学・大学院を卒業・修了後に京都で残って仕事をしている5人にインタビューし,写真撮影や記事執筆,レイアウトなども担当して日本語と英語版の計14ページからなるデジタル冊子を作り上げました。併せて,海外に向けての配信も視野に,インタビュー動画も作成してアップしました。

冊子の中で金さんは,出身の上海建橋学院がKCGIと提携を結んでいることから進学を決めたことや,KCGIではウェブビジネスをみっちり学んだこと,インターンシップに参加したことが縁で入社に至った月桂冠は働きやすい環境が整っていること,現在は貿易部に所属し,KCGIで身につけた知識と技術に加え中国人ならではの視点による提案,言語力を使って頑張っていることなどを述べています。

劉さんは,日本のあるゲームクリエイターにあこがれ自らも開発者を目指すためにKCGIに進学したことや, 四季の表情が豊かな京都での生活を満喫していること,KCGIの紹介により参加したインターンシップ時代から感じていたキュー・ゲームスのゲーム開発に向けた熱意,現在はプログラマとしてデジタル技術力を存分に駆使しゲームのサブシステムの実装を担当していることなどを語っています。

日本最初のIT専門職大学院・KCGIは,海外の諸大学とのグローバルな教育ネットワークに基づき,世界最新のIT教育カリキュラムを導入,さらに経営・マネジメント教育を加味して,従来の研究大学院では育成が困難であったIT分野の高度専門職業人,トップリーダーを育成しています。KCGIで学んだ留学生は修了後,京都など日本国内や,母国のIT企業などで中心的な役割を果たしています。

「Work in Kyoto」のインタビュー動画

金 亦衛さん
https://www.youtube.com/watch?v=jaU520nkyeM

劉 鋭驍さん
https://www.youtube.com/watch?v=yFGszTjyT5o

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