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履修モデル

目指す職種に応じた,履修する科目の具体例です。

コンセントレーション履修モデル

ERP

ERPを学び,業務プロセスを最適化するコンサルタントを目指す。

企業における情報システムの導入ならびに最適化を推進するERPコンサルタントや,ERPパッケージの追加機能を設計・開発するSE・プログラマなどを目指すための履修モデルです。SAP社のERPパッケージに対応する応用科目(財務会計システム開発など)を履修することで,ERPシステムを段階的に学ぶことができます。

ビジネスデータアナリティクス

ビジネスデータを分析し,企業の意思決定に活かすアナリストになる。

データマイニングや統計分析などの手法を駆使して,ビジネスデータを分析し,企業の戦略立案・推進などを支援するアナリストを目指す履修モデルです。「データベース概論/特論」でビジネスデータを蓄積する手法を,「データサイエンス」「機械学習」などで蓄積したデータから新たな知見を得る手法を,それぞれ学びます。

ITアントレプレナーシップ

ICTを新規ビジネスに応用できる起業家を目指す。

人や資金,そして情報を戦略的に管理して新規事業にチャレンジする起業家を目指します。起業の際に重要となる事業企画の提案を「アントレプレナーシップとビジネスモデル」で,起業後の会計運用などを「IT企業実践論」で,それぞれ学びます。また「組織行動学」で人の組織としての会社の動かし方を学びます。

ウェブシステム開発

HTML5を中心とするウェブシステム開発を極める。

ウェブアプリケーションの開発エンジニアやウェブサイトのマネージャーになるために,「ウェブプログラミングⅠ〜Ⅲ」を履修して,開発力を高めます。「データベース概論/特論」で,システムが提供するデータの管理部分を構築できます。さらに「オブジェクト指向システム設計」「ソフトウェア工学」など,より上流の工程での設計について学ぶこともできます。

ネットワーク管理

ネットワーク・インフラ技術と情報セキュリティの専門家を目指す。

企業内ネットワークや各種サーバの保守・運用エンジニア,セキュリティ管理者などを含む情報ネットワークの専門家を目指します。旧来からのネットワークシステムを「情報ネットワーク概論/特論」で学ぶことに加えて,「IoTと無線ネットワーク」「クラウドネットワークと仮想化」など,新しい技術の修得にも挑戦します。

ITマンガ・アニメ

アニメーションや映像などのコンテンツ製作のプロになる。

マンガ・アニメを中心とするコンテンツ製作の専門家を目指します。「アニメ企画・製作・プロモーション特論」「シナリオ・ストーリーボーディング」でマンガ・アニメ制作の上流工程を,「リッチメディアコンテンツ開発」「ディジタル・アニメーション制作」などで具体的なツールを駆使したデジタルコンテンツ製作を,それぞれ学びます。

産業分野履修モデル

フィンテック

フィンテックの各種サービスを企画・提案できる専門家を目指す。

「金融論」「フィンテック論」「フィンテックシステム設計」の履修で,フィンテック分野の技術動向やその背景にある金融システムの現状などを学びます。加えて,「ネットワーク管理」や「ウェブシステム開発」などのコンセントレーションの科目と組み合わせて,インターネットやウェブをサービス基盤とするフィンテックの各種サービスを企画・提案できる専門家を目指します。

農業

農業における実践的なITコンサルタントを目指す。

「次世代農業情報学」「農業情報システム設計」で先端的な農業へのICT応用事例を学び,加えて「ビジネスデータアナリティクス」や「ITアントレプレナーシップ」などのコンセントレーションの科目と組み合わせて,農場から得た環境データの分析や農産物のネット販売の促進などに強みを持つITコンサルタントを目指します。

海洋

海洋産業における実践的なITコンサルタントを目指す。

海洋産業におけるICT応用技術を学び,現場に導入できる専門家を目指します。「海洋産業論」「海洋情報システム設計」などの海洋産業に特化した科目に加えて,船舶や漁獲のデータ集約につながる「データベース特論」「統計学」といった「ビジネスデータアナリティクス」などのコンセントレーションの科目を履修します。

医療・健康

医療情報の管理と利活用に精通したコンサルタントになる。

電子カルテや医薬品情報などの医療情報を管理しつつ医院・患者・メーカーの間で利活用する専門家を目指します。「医療先端情報学」「医療情報と法」で医療情報の現場での運用とIT化の現況を学びます。「医療情報システム設計」では,データベースを中心とする医療情報システムの設計を行います。

コンテンツマーケティング

デジタルコンテンツの流通を促進するビジネスの専門家を目指す。

マンガ,アニメ,映像など,エンタテインメント系コンテンツの制作やプロデュースを実践できるコンテンツビジネスの専門家を目指します。「音楽とテクノロジー」「舞台芸術とIT」でITとアートの関係性を理解し,「コンテンツ産業特論」ではコンテンツのビジネス化に必要な版権・著作権の管理などを学びます。

観光

観光ビジネスの企画やシステム提案のできるアドバイザを目指す。

観光資源となる地域の特性や観光客のニーズを理解し,ICTを応用したサービスやマーケティング戦略へと展開できるアドバイザを目指します。「観光学特論」「観光ビジネス特論」などの履修で,観光業に特化した業務知識や要素技術を修得しつつ,「ビジネスデータアナリティクス」や「ウェブシステム開発」のコンセントレーションの科目で,観光客の行動データ分析や,プロモーション手段としてのウェブの活用を学びます。

教育

多様な表現・通信メディアを用いるeラーニング教材の開発や運用に携わる専門家を目指す。

eラーニング教材の設計に必要なインストラクショナル・デザインの基礎を「eラーニング教材開発」や「eラーニングビジネスにおけるインストラクショナル・デザイン」で学びます。加えて「ITマンガ・アニメ」や「ウェブシステム開発」のコンセントレーションの科目で,教材用コンテンツの制作やウェブでの配信などの技術を修得します。

一般IT履修モデル

幅広い知識と応用分野にわたる自由な学び方を実現する。

個別のコンセントレーションや産業分野を超えて,自分で自由に科目を選択して,幅広い知識と応用分野にわたるオリジナルなカリキュラムを構成することも可能です。必修科目以外の履修科目すべてをアカデミックコーディネーターと相談しながら選択し,自らの目的に応じてカリキュラムを構成することで,新しいICTの応用領域を目指します。

一般IT(General IT)履修モデルの意義とは:

IT・コンピュータの分野は,1960年代の黎明期から現代に至るまで,短期間に大きく進化発展し,業務や技術の形態を変えてきました。それに伴って,ICTの学習者が修得すべき知識やスキル,またそれらによって解決すべき課題も,変遷し多様化しています。例えばスマートフォンでは,カメラ,センサー類やクラウドサービスとの連携など,旧来のPCとは異なる利用形態を前提にアプリケーションを企画・設計することが求められます。すなわち,ICT分野には既存の概念を超えたところに,新しい技術やソリューションが登場する大いなる可能性が存在するのです。

本学では,学生の未来を見据え,多様なニーズに対応すべく,既存のコンセントレーションや産業分野の枠にこだわらず,自らの目的に応じた柔軟な科目選択に基づきカリキュラムを構成することが可能な「一般IT(General IT)履修モデル」を設けています。

今後もますます多方面に展開していくICT分野において,新しい分野の新しい仕事を自ら創造することも決して不可能ではありません。一般IT履修モデルは,あらゆる分野に応用が可能かつ様々な組み合わせが可能なICTの一般性(汎用性)を最大限に活かして,学生が既成の概念を超えて自分独自のカリキュラムを構築し,学習を進めることを期して設けた履修方法です。