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阿部 嘉昭

Casio Abe

経歴

  • 慶應義塾大学法学士,北海道大学 博士(文学)
  • 元株式会社キネマ旬報社勤務
  • 元北海道大学大学院文学研究院教授
  • 北海道大学名誉教授,評論家,詩人
 

メッセージ

私は,前任校の北海道大学では,映画論,サブカルチャー論,詩歌論が専門でした。とりわけ映画論の分野では博士号取得者を輩出させています。そうした活動の傍らで,自らも数々の評論集を刊行いたしました。著作数が多く,学際的で軽やかなのが私の経歴の特徴だと思います。全著作についてはWikipediaなどをご参照ください。

マンガを全面的に扱っている著作には,『マンガは動く』(2008,泉書房),部分的に扱っている著作には,『精解サブカルチャー講義』(2001),『実戦サブカルチャー講義』(2002,以上,河出書房新社),『少女機械考』(2005,彩流社),『平成ボーダー文化論』(2015,水声社)があります。また,前々任校の立教大学では,小説,詩,映画,音楽,写真などの実作指導も行っていました。自分自身でも創作に励み,多くの詩集を刊行しています。

本学で私に要請されているのは,主にマンガ理論の考察と,マンガ創作の実践的な指導です。このふたつは一見対照的と思われるかもしれませんが,実際は,理論と創作の関係は相補的です。理論への意識があってこそ創作も永続できる。このような観点のもと,本学では斬新で優れたマンガ作品の短篇を主な素材にし,それを主題的・理論的に読むことで学生の皆さんの創作意識を育んでゆきたいと考えています。まずは他者の作品を精緻に鑑賞し,その感動を自身の創作へとつなげてゆくこと。困難な道かもしれませんが,皆さんとともに歩んでゆきたいと望んでいます。

担当科目

  • マンガ創作論

専門分野

  • 映画論
  • サブカルチャー論(マンガ論も含む)
  • 詩歌論

業績

主要著書

※メッセージ欄に掲げたものは省略

  • 『北野武vsビートたけし』(1994,筑摩書房)
  • 『松本人志ショー』(1999,河出書房新社)
  • 『日本映画が存在する』(2000,青土社)
  • 『椎名林檎vsJポップ』(2004,河出書房新社)
  • 『成瀬巳喜男 映画の女性性』(2005,同上)
  • 『映画監督大島渚』(2013,同上)
  • 詩集『ふる雪のむこう』(2013,思潮社) ※第48回北海道新聞文学賞受賞
  • 『換喩詩学』(2014,同上) ※第6回鮎川信夫賞受賞
  • 『詩と減喩』(2016,同上)
  • 『詩の顔,詩のからだ』(2018,同上)
  • 『黒沢清,映画のアレゴリー』(2019,幻戯書房)

その他

  • 北海道新聞にてコラム「サブカルの海を泳ぐ」を月1連載(2014年4月~2019年3月,計60回)
  • 北海道新聞文学賞(詩部門)選考委員(2021年~現在)