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長谷川 亘

Wataru Hasegawa

経歴

  • 早稲田大学文学士,(米国)コロンビア大学教育大学院修了,Master of Arts,Master of Education
  • 一般社団法人京都府情報産業協会会長
  • 一般社団法人全国地域情報産業団体連合会(All Nippon Information Industry Association Federation,略称:ANIA)会長
  • 一般社団法人日本IT団体連盟創立者
  • 一般社団法人日本IT団体連盟代表理事・筆頭副会長
  • 一般社団法人情報処理学会理事
  • 一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)理事
  • 一般社団法人日本応用情報学会(NAIS)理事
  • タイ王国教育省次官賞(2回),ガーナ共和国文部大臣賞
  • 米国ニューヨーク州教育行政官資格
  • (中国)天津科技大学客員教授
  • 韓国国土海洋部傘下公企業 済州国際自由都市開発センター 政策諮問委員
  • (韓国)国立済州大学 名誉博士
  • 学校法人京都情報学園理事長
  • 京都情報大学院大学・京都コンピュータ学院・京都自動車専門学校 総長

メッセージ

専門は,「教育リーダーシップ」で,教育行政,学校経営,テクノロジー援用教育を中心に研究してきました。特に,教育リーダーシップのメインテーマである教育組織経営については,実務として経験するとともに,グローバルな視点で研究してきました。

日本の高等教育システムは,初期にヨーロッパの高等教育制度の影響を多分に受けたため,官学・私学を問わず,米国で重視されているような実学を疎かにする傾向があるのはよく知られているところです。そして現在,その教育システムがポスト工業化の時代にあって,崩壊の危機に瀕しています。官主導の高度経済成長の時代を終えた今,変革と多様化の現代には,新しい形の民主主義的な教育が求められています。

教育機関に限らず,どのような組織でも,その国独自の法制度や,その根底の文化を理解した上で,時代に即応した運営・経営をしなくてはなりません。グローバル化の進む現代では,海外諸国との関係も熟慮しながら,急速に進化発展するばかりで終わることのないIT化を促進しつつ,組織を維持・運営していかなくてはならないのです。つまり,CIOなどのITリーダーには,従来の牽引力としてのリーダーシップに加えて,継続的な組織内教育の能力,国際的なネットワーク社会における新しい形の指導力,すなわち「教化型リーダーシップ」が求められているのです。

本学は,日本最初で唯一のIT専門職大学院として,業界の深刻なIT人材不足に応えるべく,秒進分歩の進化発展を続けるIT・コンピュータ技術への迅速な対応を使命として創立しました。日本最初のコンピュータ教育機関である京都コンピュータ学院における50年以上の伝統と実績を活かし,大学院マスターレベルの専門職教育を実現し,唯一無二のNo.1を目指す所存です。建学の理念である,「社会のリーダーたりうる応用情報技術専門家育成」を旨とし,京都コンピュータ学院で培った「社会の求める人材育成」の教育実績と,自分自身が米国のプロフェッショナルスクールに学んで得たノウハウを融合させながら,ITリーダー育成という課題に取り組みます。大志を抱いた皆さんの入学を心からお待ちしています。

担当科目

  • リーダーシップセオリー
  • オナーズマスター論文

専門分野

  • 教育リーダーシップ:教育組織経営をメインテーマとし,教育行政,テクノロジー援用教育等を中心的に研究。

業績

論文

企画書

  • W. Hasegawa, “The Teachers College/Caliber Learning Network Master Degree in Educational Administration: Five Year Plan”, コロンビア大学理事会への企画書, 1997

基調講演

  • 「教育行政・学校経営 大学制度の問題と真の教育」,第13回日本看護学校協議会学会【看護21記念フォーラム】,2001
  • 「日本のIT(ICT)及び情報セキュリティ専門人材育成の現状及び展望」,情報保護人材採用説明会(主催:韓国情報保護学会,韓国情報保護産業協会),ソウル,2008