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ベトナムからデータベース研修員を受け入れ,プロジェクトを支援

KCGIとKCGによる,ベトナム社会主義共和国のデータベース運用当局職員に対する研修が8月21日,KCG京都駅前校で始まりました。25日までの5日間の日程で,データベースシステムのインストールから運用管理までの研修を実施します。

訪れたのは,グェン・シュアン・トゥイさん,ヴ・ティ・ミン・トラムさん,ルング・ホアン・トゥングさんの3名で,いずれも同国の環境保護総局情報技術センターおよび環境保護総局環境モニタリングセンターの職員です。研修に先立ち一行は,KCG京都駅前校のKCG資料館や京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホール,最新の設備がそろった教室,日本唯一の自動車制御学科の実習室などを見学。その後,早速研修に入りました。

今回の研修は,日本の独立行政法人 国際協力機構(JICA)が同国で進める「国家生物多様性データベースシステム開発プロジェクト」(2011~2015年度)の一環です。本学の教員による▽Windows Serverの運用・管理▽各種データベースシステムに関する講義▽データベース構築実習▽データベース管理・運用に関する講義,実習-などを予定しています。

「中国との懸け橋に」 KCGIの印さんが京都府名誉友好大使に

KCGI学生の印閲さん(中国・上海出身)が,2012年度の京都府名誉友好大使に選ばれました。府が催す国際化行事への参加や留学生支援,出身地の中国など世界各地での京都PRが主な役割です。「歴史ある京都が大好き」という印さんは「京都と中国との懸け橋役となれるよう頑張りたい」と抱負を語っています。

上海の高校を卒業後,シンガポールと北京の学校でマスコミュニケーションについて学んだ印さんは,「理論的なものではなく実践的なIT技術を学びたい」と,1年間の日本語研修期間を経て2012年4月,KCGIに入学しました。日本語,英語が堪能で,KCGI入学後はデータベース分野に興味を持つなど,ITの勉強に毎日励んでいます。

印さんは以前にも旅行で日本を3度訪れ,京都に立ち寄った際に買った小銭入れを今も愛用。「京都では仁和寺の石庭,高瀬川,清水寺などがお気に入りです。大好きな京都,それに私の故郷の中国について,より多くの人に深く知ってもらいたい」と話しています。

日本代表目指せ!「CGアニメコンテスト」作品を募集

KCGグループは,株式会社 ドーガ(大阪市浪速区日本橋西2-5-11)とともに,10月27日,京都コンピュータ学院京都駅前校(京都市南区西九条寺ノ前町10-5,京都駅八条口から徒歩7分)で,日本と台湾,EUの代表がCGアニメ作品の出来栄えを競う「CGアニカップ 2012」(デンマーク大使館・KYOTO CMEX実行委員会後援,Google・ドワンゴ協力)を,文化庁の「メディア芸術人材育成支援事業」として開催します。同イベントに出場する日本代表の作品を決定する「CGアニメコンテスト」を実施,パソコンによる自主制作のCGアニメ作品を広く募集します。

応募はプロ・アマ問わず,作品時間の制限はありません(他のコンテストに応募された作品でも可)。締め切りは7月31日です。

CGアニカップは,世界のCGアニメクリエイターが作品を持ち寄って国別にチームを組み,団体戦で出来栄えを競います。1チーム5人で構成,柔道や剣道の団体戦と同じ方法で,「先鋒」から「大将」まで順に作品を披露,プレゼンテーションを加えることもあります。審査員や来場者,インターネットを介した観覧者が勝敗を決め,3勝した方が勝利を得ます。今回のアニカップには台湾,EUのクリエイターたちが自慢の作品を持ち寄ります。熱戦の模様はネットでのライブ配信でも観戦できます。

KCGIの奥田茂人さんが難関「プロジェクトマネージャ試験」に合格

2012年4月に実施された経済産業省認定の情報処理技術者試験で難関・高度試験(スキルレベル4)のひとつ「プロジェクトマネージャ(PM)試験」に,KCGIの奥田茂人さん(2011年4月入学,KCGメディア情報学科卒)が合格しました。奥田さんは「社会人時代の経験と合わせ,KCGIに入学後に論文の書き方を徹底的に学び,執筆を繰り返したことが合格につながったと思います。今後は実践に挑みたい」と話しています。

情報処理技術者試験のレベル4には9つの専門分野試験があります。一般的に,分析力と知識が問われる「スペシャリスト系」試験に対し,「プロジェクトマネージャ試験」は「論文系」の試験といわれ,試験では,あるプロジェクトで起きた問題を解決する方策などを2時間で約3500文字にまとめるといった設題が出されます。奥田さんはKCGI入学後,情報システム学会日本支部(NAIS:KCGI内に事務局)の論文集「NAIS Journal」に投稿するなど論文作成能力を高め,初めての挑戦にして,見事合格を勝ち取りました。

京都合唱祭に参加しました!合唱サークルU-Choir

KCGIとKCGの学生と教職員で作る合唱サークルU-Choirは,6月2日(土),京都府合唱連盟の主催する第49回京都合唱祭に出場しました。

U-Choirが同合唱祭に参加するのは昨年に引き続き2回目となります。京都合唱祭は,京都府合唱連盟が主催し,3日間にわたって繰り広げられる京都府で最大の合唱祭。府下の約120団体が参加しています。今回は八幡市文化センターで開かれました。

曲目は,「世界に一つだけの花」「Believe」の2曲。日頃から京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで練習している成果を活かし,大きなホールにも負けない歌声を披露しました。また,他の3つの合唱団と合同で,童謡なども披露。伝統ある合唱団と同じステージで歌ったことは,学生たちにとっても刺激となったようです。

この1年で新しく入部した学生が多く,大きな舞台に立つのは初めてというメンバーも。また,留学生も多く参加しており,留学生活のいい思い出の一つになったようです。

今年もサマーフェスタを開催!~一般の方もご参加ください

京都情報大学院大学(KCGI),京都コンピュータ学院(KCG)では,毎年恒例のサマーフェスタを今年も開催いたします。7月の毎週末に,一般の方々もご参加いただける多彩なイベントを展開します。5月21日に見られた金環日食の模様を報告する天文ワークショップ(6日)を皮切りに,鉄道の線路を見下ろす絶好のロケーションから写真を撮影いただける鉄道ワークショップ(7日),毎年恒例の「祇園祭について」の講演会(13日),KCGI学生によるソーシャルメディアやマウスパッド作りの講習会(21日),コスプレ交流会・撮影会(29日)など,盛りだくさんです。イベント情報,参加申し込みはこちらのサイト(http://kcg.edu/summer-festa/2012/)から。京都の夏を,楽しいイベントとともにお過ごしください。

クラウドサービスについての講演会が開かれました

一般社団法人 京都府情報産業協会(略称:京情協 会長 長谷川亘 京都情報大学院大学・京都コンピュータ学院統括理事長,事務局京都コンピュータ学院=KCG=京都駅前校内)は,5月31日(木),京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで,本年度の府民セミナー『クラウドサービスを活用しよう!』(京都府中小企業技術センター 共催,公益財団法人京都産業21・京都商工会議所・ITコンソーシアム京都後援)を開催しました。学生や一般の方々も参加し,最先端のクラウドコンピューティングの話に耳を傾けました。

講師は,日本ユニシス株式会社U-Cloud事業部 関西支社ICTプロジェクト長の松角浩海氏。クラウドサービスとは,自前でコンピュータを持たなくてもインターネットを利用して端末機(PC)だけでさまざまな機能や情報を利用できるものです。セミナーでは、私たちの社会や身近な生活,あるいは企業経営の中でクラウドサービスがどのように活用できるのか,事例を交えて紹介が行われました。講演後にはセキュリティなどを巡って質問があり,関心の高まりを表していました。

難関のSAP認定試験に2人合格

京都情報大学院大学(KCGI)の2年生2人が5月18日に実施されたSAP認定試験(財務会計システム)に見事合格しました。ドイツのSAP社はビジネス向けソフトウェアの世界的な企業で,SAP認定試験は難関として知られています。

今回合格したのは趙鳴さんと王進さん。SAP教育に焦点を当てた上田治文教授のゼミに昨年10月に参加して学びました。上田教授の指導と集中的な勉強のかいあって,見事に難関を突破しました。

「SAP試験は英語から日本語に訳したもので,留学生にとって難しい言葉が多かったです」(趙鳴さん)とのこと。中国人である2人にとっては言語の壁を乗り越えての快挙でした。資格を活かせる就職へと可能性が大きく膨らみました。

2人を指導した上田教授は,「昨年末からのSAP教育強化策の効果が出ており,今年1年で15人以上の合格を目指しています」と話しています。これからも朗報が期待できそうですね。