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KCGI入学定員を160名に

京都情報大学院大学(KCGI)では,2012年度4月入学生の定員を従来の100名から160名に増やします。これは2004年度開学当初の入学定員80名の2倍になります。(KCGIは10月の入学も可能です。定員:若干名)

クラウドコンピューティングの発達やSNSの普及に伴い,ITをビジネスに応用した技術が進んでいます。こうしたことから,IT応用分野のトップリーダーとなりうる人材を育成してきた本学に企業からの注目が高まっており,国内外の入学志願者が急増しています。本学はこうした状況に対応し,社会からの要請にこたえるべく,入学定員の増加に踏み切ったものです。

札幌サテライトを4月に開設

京都情報大学院大学(KCGI)は2012年4月1日,北海道札幌市に「札幌サテライト」を開設,北海道の地でIT応用分野のトップリーダー育成に向けた教育を開始することになりました。すでに文部科学省への届け出を済ませました。社会人の方を含め,文系・理系出身を問わず幅広い分野から学生募集を始めます。

札幌サテライトは,北海道札幌市中央区大通西5丁目11番地,株式会社 デジック内に置きます。デジックの中村真規・代表取締役社長は,一般社団法人 北海道情報システム産業協会(HISA)会長,一般社団法人 全国地域情報産業団体連合会(ANIA)の会長を務めています。中村氏は実務系教授として,講義を担当する予定です。

札幌サテライトでは,現地での対面講義のほか,本学独自の最新のeラーニングシステムを用い,京都本校(京都市左京区田中門前町7)を結んだリアルタイムな講義を実施します。録画した講義のコンテンツはサーバに保存され,学生はインターネットを介して,いつでもどこでも学習できます。また,講義時間は平日の夜と土曜日にも設定いたしますので,社会人の方は働きながら学ぶことが可能です。

KCGIが京都以外にサテライトを開設するのは,札幌が初めてです。

〈訃報〉長谷川 利治先生

京都情報大学院大学第2代学長で,オペレーションズ・リサーチ研究の世界的権威の,長谷川利治(はせがわ・としはる)先生=京都大学名誉教授=が11月28日,逝去されました。77歳でした。オペレーションズ・リサーチ分野のみならずシステム工学,通信方式,道路交通制御分野においても多大な貢献をされたほか,本学の教育の展開に多大なるご寄与をいただきました。謹んで哀悼の意を表します。

通夜,葬儀は密葬にて,身内だけで営まれたということです。

長谷川利治先生は大阪大学工学部卒,同大学院修了,工学博士。京都大学工学部教授,同大学院教授,同大学情報処理教育センター長,同大学大型計算機センター長,南山大学教授・数理情報学部学部長などを経て,2008年4月から京都情報大学院大学学長に就任されました。またこの間,日本オペレーションズ・リサーチ学会会長,国際オペレーショナルリサーチ学会連盟(IFORS)副会長,情報システム学会日本支部(NAIS)支部長などの要職を歴任されました。

KCGI大活躍!バスケット5位,卓球個人3位~京都留学生体育祭

第6回京都留学生体育祭が11月19日(土),京都府立体育館で開かれ,出場したKCGIの中国人留学生たちは大活躍し,バスケットボールで5位,卓球個人戦の矯健さんは3位という好成績を収めました。おめでとうございます!

バスケットボールには17チームが出場,チーム「KCGI」は5チームで争われたグループ戦で3勝,2位で決勝にコマを進めました。優勝試合の初戦で惜しくも2点差で敗れましたが,堂々の5位入賞を果たしました。

卓球個人は経験者がずらり揃い,中には中国四川省チーム代表の一人も。予選グループを1位で通過した矯健さんは,決勝で1勝し,見事「銅メダル」に輝きました。

出場した学生たちはこの日のために,体育館を予約するなどして懸命に練習を積んできました。試合には大学院学生会の日本人学生らも応援団に詰め掛け,出場者にエールを送りました。応援旗はKCGI学生の黄海寧さんがデザインしました。

※写真はいずれも,京都コンピュータ学院鴨川校京都日本語研修センターの学生・単鋒さんが撮影

11月20日に東京校友懇親会を実施しました

2011年11月20日夜,東京・秋葉原で東京校友懇親会を開きました。KCGIとKCGの卒業・修了生のみならず,在学生も参加してとても有意義な時間を過ごすことができました。現在,東京・関東に在住している卒業・修了生はそれぞれの分野で活躍しているとのことで,大変うれしく思いました。時間を忘れ,思い出話に花を咲かせました。

懇親会に出席した教職員は,翌21日,e-Learning Awards2011フォーラムに出展しました。

2011年秋の東京校友懇親会

研究の最前線に肉迫――NAIS特別講演会開かれる

11月11日(金),京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで,NAIS特別講演会および京都情報大学院大学創立記念講演会「ヒューマンセントリック・コンピューティングの研究最前線」が開催されました。株式会社富士通研究所 ヒューマンセントリックコンピューティング研究所 ヒューマンソリューション研究部部長の柳沼 義典さんを講師に招き,人間を中心にしたコンピュータ研究の最前線を垣間見る,興味深い内容に,観客はしきりとうなずいていました。

講師の柳沼さんは,富士通研究所に入社後,ニューラルネットワーク,センサーデータフュージョン,並列計算機アプリケーション,そしてデータマイニングアルゴリズムとシステム応用の研究開発に従事されました。1999年から2000年まで,英国Imperial College訪問研究員を務められた後,2009年よりヒューマンセントリックコンピューティングの技術開発,およびヒューマンソリューションの開発に従事されています。

盛大にANIA京都大会・京情協10周年記念式典~伝統文化の地でICT産業の祭典

KCGに事務局がある京都府認可・社団法人 京都府情報産業協会(略称:京情協 会長 長谷川 亘・学校法人 京都コンピュータ学園 理事長)がホスト役を務め,一般社団法人 全国地域情報産業団体連合会(全情連,略称:ANIA,中村真規会長)の 第33回大会と京情協設立10周年記念式典が11月10日,京都市のホテルグランヴィア京都で開催されました。全国47都道府県や中国から大勢の参加者が集い,研鑽と交流を図るとともに,ICT(情報通信技術)産業がわが国の経済発展に寄与しながら,京都の地から世界へ,そして未来へと情報発信していくことを誓い合いました。

テーマは「古(いにしえ)よりの縁(えにし)があって今がある。そして,今の縁が明日を創る。明るく元気な明日の日本に向けて」。

りそな銀行で本学の活動をパネル展示中です

京都情報大学院大学と京都コンピュータ学院では,りそな銀行でパネル展示とビデオ映像を流す展示を行っております。これまでは以下の支店を回りました。
2011年6月 りそな銀行京都支店
2011年7月 りそな銀行彦根支店
2011年8月 りそな銀行枚方支店
2011年9月 りそな銀行京都支店
2011年10月 りそな銀行新大阪駅前支店
2011年11月 りそな銀行京都支店

現在の展示内容は以下のとおりです。

  • 京都情報大学院大学 活動紹介
  • 京都コンピュータ学院 コンピュータミュージアム
  • 京都コンピュータ学院 海外コンピュータ教育支援活動(IDCE,International Development of Computer Education)
  • 京都コンピュータ学院 学生作品展示

今後は以下の予定です。

ヒューマンセントリック・コンピューティング研究の最前線~11日にNAIS・創立記念講演会

11月11日(金)午後3時10分から,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで,NAIS特別講演会および京都情報大学院大学創立記念講演会「ヒューマンセントリック・コンピューティングの研究最前線」を開催します。株式会社富士通研究所 ヒューマンセントリックコンピューティング研究所 ヒューマンソリューション研究部部長 柳沼 義典氏を講師に招きます。

興味をお持ちの一般の方々にも聴講していただきたきたいと思っております。

<お問い合わせ・お申し込み>

参加は無料です。参加ご希望の方は,11月10日(木)までに下記へお申し込みください。

◆NAIS講演会・京都情報大学院大学創立記念講演会担当:

KCGIで京都府の職業訓練「Webサイトプロデュース科」開講中

KCGI京都駅前サテライトを会場に,京都府は2011年11月2日から,求職者の方の再就職を支援するための職業訓練(中核人材育成コース)「Webサイトプロデュース科」を本年度も開講しています。2012年3月29日までの90日間,合計360時間に及ぶスケジュールです。

インターネットでのビジネス拡大やマーケット拡大などを目指す企業において▽戦略的にウェブサイトの設計をし,その制作について業者と交渉ができる人材▽サイト活用・戦略について幅広い知識を有する担当者・責任者-の育成が目的です。ITの専門家であるKCGIの教員が,丁寧に指導しています。

講義内容は次の通りです。

▽講義(演習を含む)=インターネット,ネットワーク基礎,Webプログラミング基礎~応用 ,ウェブビジネス・戦略・マーケティング,IT利用の顧客・調達・経営管理手法,プロジェクト管理技術,統計・分析手法

▽実習(講義・解説を含む)=Webプログラミング基礎~応用(HTML5,PHP,JavaScript),サイト設計・構築 ,データーベース,ユーザーインターフェース開発(スマートフォン対応)