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情報技術の音楽,アニメ,農業分野における応用を学ぶ公開講座を開催

2016年第2回公開講座

あらゆる産業においてICT化が進んでいることを受け,京都情報大学院大学ではより身近に最先端のビジネスモデルや情報通信技術に親しんでもらおうと5月から公開講座を開講します。

アニメ製作がデジタル化されてどう変わったか,そのビジネスモデルや法律について学ぶ「コンテンツ産業特論」(6月4日)や,ICTや異業種とのコラボレーションによりもたらされる新しいスタイルの農業に注目する「次世代農業情報学」(6月25日)のほか,ロックバンド「摩天楼オペラ」キーボード担当の彩雨(京都情報大学院大学客員教授)による音楽にまつわるテクノロジーの歴史と未来を紐解く講義「音楽とテクノロジー」(7月10日)などがあります。

また,初めてスマートフォンアプリの開発にチャレンジされたい方や,モバイルサイトの制作に挑戦したい初心者向けの講座もご用意しています。

京都コンピュータ学院創立53周年記念式典を挙行

京都コンピュータ学院創立53周年記念式典の会場
京都コンピュータ学院創立53周年記念式典の会場

京都コンピュータ学院(KCG)創立53周年の記念式典を4月29日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで挙行しました。

記念式典では京都情報大学院大学(KCGI)の中村行宏教授が,「京都コンピュータ学院で学ぶこと」と題して,KCGの学生に向けて記念講演をしました。

中村教授は,企業や大学での自らの研究キャリアをふり返りつつ,これからの社会でITやICTが果たす役割の重要性を強調し,第四次産業革命とも呼ばれ,IoT(Internet of Things)も進められる現代では,次の10年間に500億から1兆個ものデバイスがインターネットに接続されると予測され,このネットワークから得られるビッグデータを蓄積・分析して,新たな価値と知恵の創造につなげることが大切になってくると話しました。

古野電気株式会社による特別講演会が開かれました

「海洋ITの今と未来を担う 〜古野電気からのメッセージ〜」と題した,古野電気株式会社による特別講演が,4月22日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで開かれ,大勢のKCGの学生たちが聴講しました。

古野電気は船舶や産業用の電子機器製造販売会社で,1948年に世界で初めて魚群探知機の実用化に成功しました。本社は兵庫県西宮市にあります。

講演では,最初に古野電気技術研究所の西森靖氏が,「古野電気の研究開発 魚探誕生から現在そして未来」と題して,古野電気が魚群探知機の実用化に成功した経緯を紹介しました。この中で,創業者の古野清孝氏が,魚の体は超音波には反応しないという当時の通念にも関わらず,魚の浮袋は超音波を反射するはずという信念を持って開発にあたったことや,船舶の航行時に発生する泡が探知の障害になることから,その発生がもっとも少ない船底の中央に穴を開けてソナーを設置するという発想が,実用化の大きなはずみになったことなど,いくつもの興味深いエピソードが紹介されました。

西森氏はまた,漁業資源保護の観点から,日本でも船舶毎に漁獲量を割り当てるIQ制度導入の動きがあることを紹介し,その場合,特定の魚種や魚体長の魚を識別できる魚探への需要が増えることから,より高精度の魚探の開発に積極的に取り組んでいると話しました。

熊本地震で被災されたみなさまへ

4月14日(木)以降,断続的に九州・熊本などで発生した地震により,犠牲となった方々におくやみを申しあげるとともに,被災された方々に心よりお見舞い申しあげます。

負傷された方々の一日も早いご快復と,被災された地域の安全の確保,一日も早い復興を衷心よりお祈りいたします。

KCGグループ

「京まふ2016」の開催が9月17,18日に決定しました

京都情報大学院大学(KCGI),京都コンピュータ学院(KCG)が共催する「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2016」の開催スケジュールについて,同フェア実行委員会は9月17日(土),18日(日)の2日間とすることを決め4月14日に発表しました。会場は例年と同じ京都市勧業館(みやこめっせ)および京都国際マンガミュージアムです。

開催趣旨として同フェア実行委員会は「関西圏企業と首都圏企業とのビジネスマッチングの場の創出,関西で優秀な若手クリエイターが育つための市場づくり,マンガアニメファンおよび外国人も含めた観光客の新たな層の掘り起こしなど,関西圏のコンテンツ市場の促進を図りたい」としています。KCGグループは当日ブースを開設するほか,各種イベントに参画する計画です。

京都国際マンガ・アニメフェア
http://kyomaf.kyoto/

「情報化社会で活躍できる人材に」。KCGグループ2016年度入学式を挙行

盛大に挙行された2016年度京都情報大学院大学,京都コンピュータ学院,京都日本語研修センター,および京都自動車専門学校の入学式。大勢の新入生が会場を埋め尽くしました(2016年4月9日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホール)
盛大に挙行された2016年度京都情報大学院大学,京都コンピュータ学院,京都日本語研修センター,および京都自動車専門学校の入学式。大勢の新入生が会場を埋め尽くしました(2016年4月9日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホール)

京都情報大学院大学(KCGI),京都コンピュータ学院(KCG)と京都日本語研修センター(KJLTC),京都自動車専門学校(KCGM)の2016年度入学式が4月9日(土),KCGI京都駅前サテライトで挙行され,未来のITや自動車業界を担う仲間たちがKCGグループに加わりました。

ガイナックスが神戸に新会社設立,武田KCGI教授が社長に

京都情報大学院大学(KCGI)の武田康廣教授が創立者のひとりで,取締役製作本部長を務めたアニメ企画・制作会社のガイナックス(本社:東京都三鷹市)は,神戸市長田区の阪神・淡路大震災の復興再開発ビルにある施設「神戸アニメストリート」に,関西の制作拠点となる新会社「GAINAX WEST(ガイナックス・ウエスト)」を設立することを決め,このほど現地で会見を開いて発表しました。武田教授が新会社の社長に就きます。同社によると,新会社のスタッフは地元を中心に集め,2016年度内にアニメ制作スタジオを設けてイベントや物販などにも事業を広げる計画です。

ガイナックスは2015年1月,新会社「福島ガイナックス」の設立を発表し,福島県三春町に事業所を開設しました。町内の廃校になった中学校を利用して,アニメーションの制作スタジオや,年間3万人以上の来館を目指す本格的なアニメミュージアムを開設し,地元の雇用創出や観光拠点開発で東日本大震災からの復興につなげていきます。

KCGIの山縣教授が退職,記念講演会でお話されました

退職記念講演会でお話される山縣敬一先生
退職記念講演会でお話される山縣敬一先生

京都情報大学院大学(KCGI)教授の山縣敬一先生が2016年3月をもって退職されることになり3月28日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで記念講演会に臨まれました。山縣先生は2004年のKCGI開学と同時に教授に就かれ,「計算機システム特論」や「生産システム工学特論」などの講義を担当されたほか,KCGでも計算機アーキテクチャ,数値解析などの授業を受け持たれました。

講演に先立ち,KCGIの茨木俊秀学長が山縣先生の経歴を紹介し「温和で勤勉な先生。講義・授業は丁寧で,私たちも見習わねばならない点が多かったです。KCGIの発展に尽くされ,感謝の気持ちでいっぱいです」と話しました。

思い出胸に,知識と技術携え社会へ 2015年度学位授与式・卒業式

2015年度学位授与式・卒業式
盛大に挙行された2015年度京都情報大学院大学の学位授与式,京都コンピュータ学院,京都日本語研修センター,および京都自動車専門学校の卒業式=2016年3月18日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホール

2015年度の京都情報大学院大学(KCGI)学位授与式,京都コンピュータ学院(KCG)と京都日本語研修センター(KJLTC),および京都自動車専門学校(KCGM)の卒業式が2016年3月18日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで挙行されました。IT人材の不足が叫ばれる中,KCGグループで共に学んできた仲間たちは,学生生活の思い出を胸に,技術と知識を携えて社会へと力強く羽ばたいていきました。

修了生・卒業生の皆さん,誠におめでとうございます。皆さんのご活躍を心よりお祈りしています。

「TOSBAC‐1100D」が情報処理技術遺産に。本学7機種目

一般社団法人 情報処理学会から「情報処理技術遺産」の2015年度「認定機器」に選ばれた「TOSBAC‐1100D」=京都駅前校 KCG資料館
一般社団法人 情報処理学会から「情報処理技術遺産」の2015年度「認定機器」に選ばれた「TOSBAC‐1100D」=京都駅前校 KCG資料館

京都情報大学院大学(KCGI)と京都コンピュータ学院(KCG)などKCGグループが京都駅前校で保存・展示している東京芝浦電気 株式会社(現:東芝)製のコンピュータ「TOSBAC‐1100D」が,一般社団法人 情報処理学会から「情報処理技術遺産」の2015年度「認定機器」に選ばれ,2016年3月10日に横浜市港北区の慶應義塾大学 日吉キャンパスで開催された同学会第78回全国大会で京都コンピュータ学院の長谷川晶理事長が,同学会の富田達夫会長(独立行政法人 情報処理推進機構理事長)から認定証を受けました。