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〈訃報〉教授 仙元 隆一郎先生

京都情報大学院大学教授で,知的財産権法分野における世界的な権威である仙元隆一郎(せんげん・りゅういちろう)先生=同志社大学名誉教授・弁護士=が4月5日,逝去されました。81歳でした。

現在,知的財産権法は,日本の産業の根幹を支える極めて重要な法分野といえますが,かつてはマイナーな分野として,あまり注目を受けることもなく,主要な大学においても講座すら開かれていない状況でした。そうした時期に,仙元先生はいち早くこの分野の可能性に着眼し,京都大学法学部卒業後,日本の工業所有権法研究のパイオニアとして研究・教育活動に邁進され,同志社大学法学部教授,日本工業所有権法学会常任理事等の要職を務め,多大な業績を残されました。また国際的にも活躍され,WIPO(世界知的所有権機関)仲裁人やパリ大学附属無体財産権研究所客員研究員なども歴任されました。

同志社大学で教鞭をとるかたわら,京都コンピュータ学院においても毎年,知的財産権の特別講義をされ,その巧みな話芸で多くの学生を魅了するとともに,「アキューム」にも知的財産権の啓蒙記事を寄稿され,京都コンピュータ学院における知財教育の礎を築かれました。

故 萩原KCGI初代学長開発の2機種が「情報処理技術遺産」に

京都情報大学院大学(KCGI)初代学長の萩原宏先生(2014年1月8日逝去)が京都大学在籍時に開発を手掛けた計算機「KT-Pilot」と「京都大学QA-1」がこのほど,一般社団法人 情報処理学会の2013年度「情報処理技術遺産」に認定されました。このうち「KT-Pilot」は,萩原先生と株式会社 東芝が共同開発し京都コンピュータ学院京都駅前校の「KCG資料館」で保存,展示している高速計算機「TOSBAC-3400」(情報処理技術遺産 第一号認定)の原型です。今回の2機種の認定は,萩原先生がコンピュータ開発や電子回路,情報理論,通信方式研究における世界的権威で,日本のコンピュータ界のパイオニアであることを,あらためて証明したといえます。

「KT-Pilot」は1961年に萩原先生と東芝が共同で開発製造した,わが国で初めての本格的なマイクロプログラム方式を採用した機器。論理回路にはシリコンのメサ型トランジスタによる高速度基本回路を用い,並列非同期式高速演算方式を採用。記憶装置にはわが国初の薄膜記憶装置を実装しました。1962年8月にミュンヘンで開催されたIFIPで発表,世界最高速のコンピュータとして高く評価されました。東芝未来科学館(川崎市幸区)で保存,展示されています。

「未来へ向かって努力したい」。KCGグループ2014年度入学式を挙行

KCGグループ2014年度入学式

京都情報大学院大学(KCGI)と京都コンピュータ学院(KCG),京都自動車専門学校(KCGM)の2014年度入学式が4月6日(日),KCG京都駅前校で,KCGIの各サテライトを結んで挙行されました。KCGグループに加わったKCGMとは初めての合同入学式です。KCG情報処理科に2014年度新設したIT声優コースの新入生も出席しました。式で新入生代表は「私たちは,それぞれが描いた未来へと向かって,努力を惜しまず進む覚悟です」との力強い宣誓がありました。

KCGIの入学定員を2014年度より210名(従来は160名)に増やしたこともあって主会場の京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールは新入生や保護者,関係者らであふれ,ホワイエや教室も会場として活用されました。

京都自動車専門学校も加わり2013年度学位授与式・卒業式挙行

盛大に挙行された2013年度京都情報大学院大学の学位授与式,京都コンピュータ学院,京都日本語研修センター,および京都自動車専門学校の卒業式
盛大に挙行された2013年度京都情報大学院大学の学位授与式,京都コンピュータ学院,京都日本語研修センター,および京都自動車専門学校の卒業式

2013年度の京都情報大学院大学(KCGI)の学位授与式,京都コンピュータ学院(KCG)と京都日本語研修センター(KJLTC),およびKCGグループの一員となった京都自動車専門学校(KCGM)が初めて加わった卒業式が2014年3月21日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで挙行されました。卒業生・修了生代表から「数多くのチャンスを与えていただいた学生生活でした。技術と知識を正しい倫理観を持って使用し,社会生活を豊かにしていくことが,創立50周年を迎えた本学の伝統を受け継ぐ私たちに課せられる大きな役割。

インディーゲームフェス「BitSummit」に出展しました

日本最多となる117のインディーゲーム開発社(者)が出展した「BitSummit 2014 -京都インディーゲームフェスティバル-」
日本最多となる117のインディーゲーム開発社(者)が出展した「BitSummit 2014 -京都インディーゲームフェスティバル-」

117のインディーゲーム開発社(者)が出展し日本最大規模となる「BitSummit 2014 -京都インディーゲームフェスティバル-」 は3月8日,9日の両日,京都市左京区岡崎の「みやこめっせ」で開かれ,京都情報大学院大学(KCGI)と京都コンピュータ学院(KCG)は,主催者であるBITSUMMIT実行委員会の一員として参加しました。オリジナルゲームを紹介した「KCGブース」には大勢のゲームファンが訪れました。

インディーゲームフェス「BitSummit」に参加します

日本最多となる117のインディーゲーム開発社(者)が出展する「BitSummit 2014 -京都インディーゲームフェスティバル-」 は3月8日(土),9日(日)の両日,京都市左京区岡崎の「みやこめっせ(京都市左京区岡崎)」で開催されます。京都情報大学院大学(KCGI)と京都コンピュータ学院(KCG)は,主催者であるBITSUMMIT実行委員会の一員として参加します。興味のある方はぜひ,足を運んでみてください。

会場にはロールプレイング,アドベンチャー,アクション,シューティング,パズル,AR,GPSなど多岐にわたるジャンルの先進的なインディーゲームが勢ぞろいします。各ブースではゲームを体験できます。また,多彩なゲストが,インディーゲームが秘めるクールでスタイリッシュな世界を演出するステージイベントも予定されています。KCGグループからは多数の学生とゲーム学系担当教職員がスタッフとして参加します。

8日は12:00~19:00,9日は10:00~17:00。入場料は500円。(7日はメディア公開日として開催されますが,一般の入場はできません)

2014年度からKCGI入学定員を210名に

京都情報大学院大学(KCGI)は,2014年度4月入学生の定員を従来の160名から210名に増やします。2012年度に続く増員で,2004年度開学当初の入学定員80名の2.5倍以上になります。(KCGIは10月の入学も可能です。定員:若干名)

SNSの普及やクラウドコンピューティングの発達などに伴い,ビジネスに応用するためのITは進歩を続けています。こうしたことから,IT応用分野のトップリーダーとなりうる人材を育成し,国内外に有能な人材を輩出してきた本学に企業からの注目が高まっています。2012年10月発刊の週刊東洋経済では「成長度日本一」に挙げられるなど外部の評価も高く,札幌,東京にサテライトの開設もあり,国内外の入学志願者が急増しています。本学はこうした状況に対応し,社会からの要請にこたえるべく,入学定員の増加に踏み切りました。

KCGI初代学長 萩原 宏先生 安らかに。学校葬・追悼式を開催

萩原宏先生を静かにお送りした学校葬・追悼式。KCGグループのほか京都大学関係者の方々も多数ご参列いただきました
萩原宏先生を静かにお送りした学校葬・追悼式。KCGグループのほか京都大学関係者の方々も多数ご参列いただきました

2014年1月8日に享年87歳で永眠された京都情報大学院大学初代学長で,コンピュータ開発や電子回路,情報理論,通信方式研究における世界的権威の,萩原宏(はぎはら・ひろし)先生=京都情報大学院大学名誉学長,京都大学名誉教授,=のご功績をたたえようと,京都情報大学院大学(KCGI)・京都コンピュータ学院(KCG)などのKCGグループは2月8日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで,学校葬・追悼式を営みました。KCGI修了生やKCGも含めた在学生,教職員のほか,京都大学関係者など萩原先生に教えを受けた大勢が出席し,萩原先生を静かにお送りしました。

〈訃報〉萩原 宏先生 初代学長

萩原 広先生

京都情報大学院大学初代学長で,コンピュータ開発や,電子回路,情報理論,通信方式研究における世界的権威の,萩原宏(はぎはら・ひろし)先生=京都情報大学院大学名誉学長,京都大学名誉教授=が1月8日,逝去されました。87歳でした。日本のコンピュータ界のパイオニアとして,高速計算機「TOSBAC―3400」(京都コンピュータ学院所蔵,情報処理技術遺産認定機器)を開発するなど多大な貢献をされたほか,京都情報大学院大学の展開に多大なるご寄与をいただきました。謹んで哀悼の意を表します。

通夜は1月10日午後6時から,葬儀は11日午前11時から,いずれも京都市左京区松ヶ崎呼返町24の自宅で営まれます。喪主は長男・茂(しげる)氏です。

サイバー防犯教室開催,KCG作啓発サイトを洛南中生が体験

生徒向け「スマートフォン対応啓発サイト」を,KCG側から京都府警などに受納しました」
生徒向け「スマートフォン対応啓発サイト」を,KCG側から京都府警などに受納しました

KCGグループ(京都情報大学院大学,京都コンピュータ学院など)の協力により,京都府警主催の「サイバー防犯教室~スマフォで学ぼう情報セキュリティ」(株式会社 日本国際映画著作権協会共催)が12月16日,京都情報大学院大学 京都駅前サテライト大ホールで開かれ,KCGグループが制作した生徒向け「スマートフォン対応啓発サイト」が,参加した洛南高等学校附属中学校の生徒約500人らに披露されました。洛南中生らは,サイトのクイズに挑戦するなどして,サイバー犯罪や著作権について理解を深めていました。