学術交流

韓国

アジアの情報セキュリティを牽引

高麗大学校情報保護大学院・韓国電子通信研究院

情報経営工学専門大学院(元 高麗大学校情報保護大学院)

2004年11月,情報セキュリティ分野の専門家を育成する韓国No.1の大学院,高麗大学校情報保護大学院と学術交流協定を締結しました。これをきっかけに, 2005年8月には,韓国・済州島で両校共催による日韓共同セミナー「日韓におけるユビキタス社会でのICT Application活用について-情報セキュリティを中心に-」を開催しました。また,同時期に韓国最大の非営利の政府系情報通信研究機関(知識経済省)である韓国電子通信研究院(ETRI)と,ユビキタス情報セキュリティ分野における共同研究および開発を行う目的で,事業交流提携を結びました。2006年10月には,ETRIとの共催で,日本,韓国にベトナムを加えた3ヵ国による共同セミナー「ユビキタス社会での情報セキュリティ技術活用に関するセミナー」を本学で開催しました。また,2007年に韓国・済州島でu-societyのセキュリティに関する日韓共同セミナーを開催し,2008年10月には日本学術振興会の支援のもと,京都でu-societyのITセキュリティに関する日韓共同セミナーを開催しました。


IT分野の人的交流を促進

済州国立大学校

済州国立大学校

2010年11月,韓国・済州島にある済州国立大学校との間で,単位を互換しながら双方の学位が取得できるデュアルディグリープログラム(複数学位プログラム)を運営していく協定書を交わしました。日韓両国における高度なICT人材育成と両国の発展,さらにはアジア地域全体の振興にもつなげていくことが目的です。運営は,インターネットによる遠隔講義システムを積極活用していきます。

協定の特徴としては①韓国8国立大学の一つである済州国立大学校と日本の私立大学(専門職大学院)との協定締結である②双方で特定の研究科・専攻に限定することなく,包括的に単位互換を行うという点で日本・韓国間で初の締結である-などが挙げられます。

本学と済州国立大学校は2006年9月,ICT分野の教育・研究や相互の人的交流などを目的とした学術交流協定を結び,2008年9月には,インターネット上で双方の学生が受講できる日韓サイバーキャンパス構築への合意書も交わしています。

済州テクノパーク(元 済州知識産業振興院)

2008年12月,KCGグループは韓国・済州特別自治道のICT関連外郭団体である財団法人済州知識産業振興院との間に協力事業に関する提携を結びました。済州知識産業振興院は,済州特別自治道を情報通信,デジタルコンテンツ,文化コンテンツ関連など先端知識基盤産業の中心地として発展させようと2003年3月に開所され,2011年に済州テクノパークと合併統合しました。今後,相互交流・協力を通じて日韓両地域のICT産業発展に努め,そのために必要となる情報の共有,共同プロジェクトの遂行,国際セミナーの共同開催などの協力事業を展開していきます。

済州国際大学校(元 済州産業情報大学)

済州国際大学校(元 済州産業情報大学)

2009年10月,KCGグループは韓国・済州産業情報大学との間に,国際的視野を持つIT分野の高度な専門職業人育成や日韓文化交流などを目的とした共同教育事業に関する協定を締結しました。済州産業情報大学は済州道で最初に設立された私立専門学校の後身で,知識情報化時代をリードする人材の育成を目標にし,実務中心の教育を行っている済州道唯一のIT系大学です。2012年に耽羅大学と合併し済州国際大学校となりました。今後,コンピュータおよび日本語教育の水準向上を図るために相互に協力し,その友好関係に基づき,共同教育プログラムの運営,共同研究および学術研究会の開催などの事業を展開していきます。

済州国際自由都市開発センター(JDC)

2012年4月,一般社団法人全国地域情報産業団体連合会(ANIA,理事・中村真規教授)とともに,韓国・済州国際自由都市開発センター(JDC)との間で,済州先端科学技術団地への日本IT企業の進出を促進する業務協約を締結しました。

JDCは,韓国政府出資の特殊法人で,済州島の中核プロジェクトである国際自由都市開発事業を推進,済州先端科学技術団地の造成を手掛けています。これまでに同団地には約80社の進出が決まっています。

各国の大学や企業と事業連携するなどして人材育成に実績のある本学は,今回の事業協約締結を受け,ANIA,JDCとともに,済州島への投資・進出を希望する企業を対象にした国際セミナーの開催,プロジェクトの企画や実施に関する専門家交流,政策や開発事例などに対する情報交換などを展開,企業進出促進につなげていく方針です。

中国

IT交流 深く広く

天津科技大学

2004年の開学以来,本学は中国の大学との交流も積極的に行っています。2006年3月,1958年創立の総合大学である中国・天津科技大学と学術交流協定を締結しました。同大学は,2000年9月に本学のグループ校である京都コンピュータ学院(KCG)と姉妹校提携を締結。同大学にはKCG・天津科技大学合弁プログラム「天津科技大学KCGコース」が設置されています。本学との提携により,同コース卒業者にさらなる学習の機会を提供するだけでなく,教員間の交流も積極的に行っています。また,2006年,大連外国語大学,福建師範大学と,2008年には大連交通大学信息(情報)工程学院,大連東軟信息(情報)学院と,2009年に大連海洋大学,北京城市学院,中央美術学院と,さらに2010年に北京郵電大学世紀学院と学術交流協定,共同教育協定を締結しています。2009年より福建師範大学に,交流協定に基づき本学から教員を派遣し,マルチメディア/ネットワーク関連の授業を実施するなど,活発に交流を進めています。

近年は,中国現地企業内でのインターンシップの実施や学内企業説明会の開催のほか,高度専門職業人としての母国での活躍の機会拡大に向けた現地企業との様々な協力体制の構築など,中国企業との結びつきも一層強めています。

●天津科技大学●大連外国語大学●福建師範大学●大連東軟信息学院●大連理工大学城市学院●大連海洋大学●北京城市学院●中央美術学院●北京郵電大学世紀学院●嘉興学院●東北師範大学人文学院●河南農業大学●吉林動画学院●大連大学●河南大学●大連理工大学数学科学学院●上海建橋学院●広州培正学院

チェコ

共同研究の輪 欧州にも

オストラバ工科大学

オストラバ工科大学

2005年9月,チェコ共和国・オストラバ工科大学と友好提携をしました。2006年4月には,同大学経済学部との間で,共同研究や教員・学生間の交流などのより具体的な交流事業に関する提携が取り交わされました。

パルドゥビッツェ大学

パルドゥビッツェ大学

2008年5月,KCGグループは,チェコ共和国・パルドゥビッツェ大学と,遠隔ビデオ会議システムを利用し,学術教育交流に関する調印を行いました。大学間での調印式が遠隔ビデオ会議システムによるインターネットを介したライブ中継の形式で実施されたのは世界初の試みであり,教員や学生の相互派遣,教育・研究における協力,学術資料や出版物の交換などを行っていくことが合意されました。この協定に基づき,パルドゥビッツェ大学大学院電子工学・情報科学研究科,および経済学・マネジメント研究科との共同プロジェクトとして,「コンピュータやICT関連分野を選ぶ女性の意思決定プロセスの分析:日本とチェコ共和国の事例」を実施しました。本研究に関連して,立石科学技術振興財団より国際技術交流支援助成金が得られ,同年12月に,パルドゥビッツェ大学にて研究結果に関する討論を行いました。