メインコンテンツに移動

SAP社の教育用ERPシステム

世界標準の業務用システムを導入した実践的な教育環境

SAP社のERPパッケージ導入による本格的な実務家育成

本学では,IT分野の高度な実務家育成のため,世界最大手のERP(企業資源計画)パッケージベンダーであるドイツSAP社のERPシステムSAP S/4HANAを教育用に導入し,実践的な学習・研究環境を実現しています。SAP社のシステムは,周辺ソフトの導入企業を含め44万社以上が導入しており(2020年3月時点のSAP社公表値),グローバル・スタンダードと言えるシステムです。このシステムは従来,経営情報管理の教育を目的として導入されてきましたが,システム開発を含んだ本格的なERP専門職教育目的での導入は日本では他に例がなく,日本最初のIT専門職大学院である本学の特色の一つといえます。

経営への有効活用をテーマに

SAPのERPシステムは,巨大で複雑なシステムです。本学では,SAPのERPシステムの操作方法のみではなく,企業における業務処理の流れを学びながら,業務を支援するためのカスタマイジングと企業へのERP導入に関するコンサルティングができる高度で実践的なスキルの修得を目的としています。

高度で実践的なスキルを養成

本学の学生は,SAP S/4HANAシステムがどのように動き,どのような業務をサポートできるのか種々検討し,例えば購買在庫・生産・販売物流・会計・人事管理など,ERPの導入により業務全体がどう変わるのかを,実践的に学びます。マスタープロジェクトで学生達は様々な業界におけるERPの導入に挑戦し,業界の特徴を研究分析し,業界に適するカスタマジングの方法を検討します。そうして,ERPコンサルタントを目指す学生は代表業種のカスタマイジングだけでなく,他業種が必要とする業務のためのカスタマイジング方法を学修し,様々な業種へのERP導入をコンサルティングできる知識修得を目指します。さらに必要な場合,アドオン開発も行います。SAP S/4HANAは機械学習,高度なアナリティクスが組み込まれたERPシステムであり,従来のGUI画面と進化したユーザインタフェースFioriを持っています。学生達は本学で最新の技術を学び,さらに,loT(Internet of Things)時代の最重要技術の一つであるインメモリプロセス技術のHANAの活用を,実機を使って学ぶことができます。

本学ではERP専門分野の授業の履修を通して,「SAP認定コンサルタント」の資格試験に合格する学生達を輩出しています。2019年度からはSAPの最新バージョンS/4HANA試験に対応しています。

取得した認定コンサルタント資格の実績

  1. SAP Certified Application Associate-Financial Accounting
  2. SAP Certified Application Associate-Sales and Distribution
  3. SAP Certified Application Associate-Production Planning & Manufacturing
  4. SAP Certified Development Associate-ABAP with SAP NetWeaver
  5. SAP Certified Associate-Business Process Integration
    (C)SAP AG

※SAPおよびSAPロゴ,その他SAP製品,サービスはSAP AGのドイツおよびその他の国における登録商標または商標です。

SAP ERP

SAP S/4 HANA GUI

高性能計算システム

人工知能(機械学習),ビッグデータ解析,コンピュータグラフィックス,組合せ最適化,量子計算などの最先端の研究と教育のため,最新のハイエンドGPU(NVIDIA RTX A6000)を計16台搭載した高性能計算システム(ピーク性能は約620TFLOPS )を2022年度に導入しました。このシステムは4台の計算サーバから構成されており,多数のプログラムの並列での実行が可能です。