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学術交流

中国

教員派遣や短期コースで交流

天津科技大学

天津科技大学

2004年の開学以来,本学は中国の大学との交流も積極的に行っています。2006年3月,1958年創立の総合大学である中国・天津科技大学と学術交流協定を締結しました。同大学は,2000年9月に本学のグループ校である京都コンピュータ学院(KCG)と姉妹校提携を締結。同大学にはKCG・天津科技大学合弁プログラム「天津科技大学KCGコース」が設置されています。本学との提携により,同コース卒業者にさらなる学習の機会を提供するだけでなく,教員間の交流も積極的に行っています。また,2006年,大連外国語大学,福建師範大学と,2008年には大連科技学院,大連東軟信息(情報)学院と,2009年に大連海洋大学,北京城市学院,中央美術学院と,さらに2010年に北京郵電大学世紀学院と学術交流協定,共同教育協定を締結しています。2009年より福建師範大学に,交流協定に基づき本学から教員を派遣し,マルチメディア/ネットワーク関連の授業を実施するなど,活発に交流を進めています。

近年は,中国現地企業内でのインターンシップの実施や学内企業説明会の開催のほか,高度専門職業人としての母国での活躍の機会拡大に向けた現地企業との様々な協力体制の構築など,中国企業との結びつきも一層強めています。

大連外国語大学

大連外国語大学

中国の遼寧省にある名門・大連外国語大学との提携は2006年7月で,永らく友好関係が続いています。国際化人材の養成を旗印に掲げる大連外国語大学は,外国語教育を主体に工学,経済学,管理学,法学,芸術など多数の学科を持ち,約15000人の学生がいます。外交官人材での輩出が国内トップクラスで,日本語専門学校を前身としていることから,とりわけ日本語教育学科のレベルは高いと評価されています。KCGIは同大学軟件学院とのつながりが特に強く,単位認定される同大学向け短期コースを設置し,日本企業でのインターンシップも実施しています。

上海建橋学院

上海建橋学院

上海建橋学院は中国の上海浦東新区にある設立して20年余りの総合大学で,経済学,管理学,工学,文学など7つの学科を網羅し,教員は約1300人,学生数は約24000人の規模を誇ります。本学とは2012年4月に提携関係を結び,▽日本語▽ネットワークエンジニアリング▽デジタルメディア芸術▽ビジネス日本語▽コンピュータ応用技術の5分野で合作コースを設置。本学から毎年春と秋の2回,同学院に教員を派遣し,データベース概論など,多くの授業を開講しています。同学院向け短期コース,日本企業でのインターンシップ実施など,深い交流が続いています。

■ 福建師範大学 ■ 大連東軟信息学院 ■ 大連海洋大学 ■ 北京城市学院 ■ 中央美術学院 ■ 北京郵電大学世紀学院 ■ 大連大学 ■ 蘇州工業園区服務外包職業学院 ■ 河南農業大学 ■ 中国労働関係学院 ■ 無錫職業技術学院 ■ 南通大学 ■ 江蘇大学 ■ 浙江伝媒学院 ■ 上海応用技術大学 ■ 皖江工学院 ■ 四川大学錦城学院 ■ 無錫開放大学 ■ 四川工商学院 ■ 河北軟件職業技術学院 ■ 江蘇海洋大学  ■ 上海東海職業技術学院 ■ 黒竜江外国語学院 ■ 山西伝媒学院 ■ 上海農林職業技術学院 ■ 浙江越秀外国語学院 ■ 常州信息職業技術学院 ■ 重慶軽工職業学院 ■ 江西泰豪動漫職業学院 ■ 広州軟件学院 ■ 東莞市電子科技学校 ■ 吉林工商学院

韓国

アジアの情報セキュリティを牽引

高麗大学校情報保護大学院・韓国電子通信研究院

情報経営工学専門大学院(元 高麗大学校情報保護大学院)

2004年11月,情報セキュリティ分野の専門家を育成する韓国No.1の大学院,高麗大学校情報保護大学院と学術交流協定を締結しました。これをきっかけに,2005年8月には,韓国・済州島で両校共催による日韓共同セミナー「日韓におけるユビキタス社会でのICT Application活用について-情報セキュリティを中心に-」を開催しました。また,同時期に韓国最大の非営利の政府系情報通信研究機関(知識経済省)である韓国電子通信研究院(ETRI)と,ユビキタス情報セキュリティ分野における共同研究および開発を行う目的で,事業交流提携を結びました。2006年10月には,ETRIとの共催で,日本,韓国にベトナムを加えた3ヵ国による共同セミナー「ユビキタス社会での情報セキュリティ技術活用に関するセミナー」を本学で開催しました。また,2007年に韓国・済州島でu-societyのセキュリティに関する日韓共同セミナーを開催し,2008年10月には日本学術振興会の支援のもと,京都でu-societyのITセキュリティに関する日韓共同セミナーを開催しました。

 

IT分野の人的交流を促進

国立済州大学校

国立済州大学校

2010年11月,韓国・済州島にある国立済州大学校との間で,単位を互換しながら双方の学位が取得できるデュアルディグリープログラム(複数学位プログラム)を運営していく協定書を交わしました。日韓両国における高度なICT人材育成と両国の発展,さらにはアジア地域全体の振興にもつなげていくことが目的です。運営は,インターネットによる遠隔講義システムを積極活用していきます。

協定の特徴としては①韓国8国立大学の一つである国立済州大学校と日本の私立大学(専門職大学院)との協定締結である②双方で特定の研究科・専攻に限定することなく,包括的に単位互換を行うという点で日本・韓国間で初の締結である-などが挙げられます。

本学と国立済州大学校は2006年9月,ICT分野の教育・研究や相互の人的交流などを目的とした学術交流協定を結び,2008年9月には,インターネット上で双方の学生が受講できる日韓サイバーキャンパス構築への合意書も交わしています。

済州国際大学校(元 済州産業情報大学)

済州国際大学校(元 済州産業情報大学)

2009年10月,KCGグループは韓国・済州産業情報大学との間に,国際的視野を持つIT分野の高度な専門職業人育成や日韓文化交流などを目的とした共同教育事業に関する協定を締結しました。済州産業情報大学は済州道で最初に設立された私立専門学校の後身で,知識情報化時代をリードする人材の育成を目標にし,実務中心の教育を行っている済州道唯一のIT系大学です。2012年に耽羅大学と合併し済州国際大学校となりました。今後,コンピュータおよび日本語教育の水準向上を図るために相互に協力し,その友好関係に基づき,共同教育プログラムの運営,共同研究および学術研究会の開催などの事業を展開していきます。

チェコ

共同研究の輪 欧州にも

オストラバ工科大学

オストラバ工科大学

2005年9月,チェコ共和国・オストラバ工科大学と友好提携をしました。2006年4月には,同大学経済学部との間で,共同研究や教員・学生間の交流などのより具体的な交流事業に関する提携が取り交わされました。

パルドゥビッツェ大学

パルドゥビッツェ大学

2008年5月,KCGグループは,チェコ共和国・パルドゥビッツェ大学と,遠隔ビデオ会議システムを利用し,学術教育交流に関する調印を行いました。大学間での調印式が遠隔ビデオ会議システムによるインターネットを介したライブ中継の形式で実施されたのは世界初の試みであり,教員や学生の相互派遣,教育・研究における協力,学術資料や出版物の交換などを行っていくことが合意されました。この協定に基づき,パルドゥビッツェ大学大学院電子工学・情報科学研究科,および経済学・マネジメント研究科との共同プロジェクトとして,「コンピュータやICT関連分野を選ぶ女性の意思決定プロセスの分析:日本とチェコ共和国の事例」を実施しました。本研究に関連して,立石科学技術振興財団より国際技術交流支援助成金が得られ,同年12月に,パルドゥビッツェ大学にて研究結果に関する討論を行いました。

イタリア

観光IT ダブルディグリープログラムを設置

IULM(International University of Languages and Media)

IULM大学

本学はイタリア・ミラノ市にある観光などの教育の名門大学IULMと2018年に提携しました。IULMの大学院に留学し,ダブル修士学位を取得するプログラムを設置しました。IULMはミラノ市で1968年に創立した私立大学です。観光・芸術をはじめ言語,コミュニケーションの三つの学部があり,学生・大学院生は現在,約7400人。ビジネスを意識した実践教育をポリシーとして掲げ,ユネスコの研究所や世界の学術界とネットワークを結びながら,時代のニーズに応える新しい挑戦を続けています。本学からこの大学に2週間留学する短期観光研修コースも設置しています。