新校舎 —最新の教育理論に基づいて設計—
時代の最先端技術を自由に学べる環境づくりを最優先に,本学は努力を重ねてきました。
本学は,教育の質こそ重要と考えます。学校が発展を遂げた今も,その教育哲学に変わりはありません。
京都本校百万遍キャンパスに2022年夏,新校舎が誕生しました。教育環境のさらなる充実を図り,歴史ある学問のまち京都において,新しいIT教育と国際交流の拠点として広く活用します。これにより,百万遍キャンパスの敷地はこれまでの約3倍になりました。新校舎は地上4階地下1階建て,本学の教育経験と理論に裏打ちされた先進的かつ画期的でグローバルな教育を展開する舞台となります。
本学は,日本最初で唯一のIT専門職大学院として2004年に開学して以来蓄積してきた教育実績があり,国内外から集まった多数の教育学の専門家が,時代のニーズに即応したカリキュラムを追求しています。開学時に80名(総定員160名)だった入学定員は,現在1,000名(総定員1,880名)となり12.5倍に拡大,情報系大学院の定員数では,全国でもトップクラスとなっています。近年はアジアや欧米のみならずアフリカや中南米諸国からの留学生が大勢集い,学んでいます。
大講義室
大講義室は授業の他にも講演会,コンサート,演劇や映画鑑賞など,多目的な利用が可能となっています。専門の音響コンサルティング会社とともに設計段階から綿密な音響シミュレーションを実施,多様な利用形態に最適な鑑賞環境を実現しています。各席には電源を備え,有線・無線双方のインターネット接続が可能で,ノートパソコンなどの機器も快適に使用可能です。最大200名を収容できます。


ハイフレックス(Hybrid-Flexible)仕様教室
ハイフレックス(Hybrid-Flexible)仕様教室はグループワークやプレゼンテーションなど,学生が主体となり授業に参加するアクティブラーニングによる能動的な学習や対面とオンラインを組み合わせたハイフレックス形式授業など様々な授業形態に柔軟に対応できるよう設計されています。スマートディスプレイや集音マイク・スピーカーなどを装備し教育と学習のためのシームレスな環境を構築しており,教室内やオンライン上など受講する場所の影響を受けずに一緒に授業を受けることができます。 教室内の壁は全体がホワイトボードとして利用できるようになっていて,アイデアボードとしても機能します。




イノベーションルーム
イノベーションルームは異なる分野の学生や教員が出会い,ディスカッションや公開プレゼンテーション等からイノベーションを誘発し,新しい発想を生み出す場として機能するために設計されています。壁はハイフレックス仕様教室と同様に床から天井まで全面をホワイトボードとして使用することができます。産官学連携プログラムなど,学生と社会人の協働の場での使用も想定しています。 ガラスパーティションを全開にし,隣接するオープンスペースと一体とすることによって,大講義室で開催されるイベントや講演会時のホワイエとしても機能するように設計されています。




実習室
実習室には最新・高性能のパソコンが設置され,主に人工知能プログラミング,データベース,ERP業務管理などの実習に使用しています。自習や課題制作にも使用できます。




個人用ワークブース
個人用ワークブースは2階と3階に設置されており,高い遮音性能を備え,遠隔の人とのコミュニケーションを快適に行うことができるようになっています。大きなデスクやインターネット接続環境が完備され,オンラインでの受講,グループワークの打ち合わせ,課題や自習,オンライン面接などに集中できる快適な環境となるように設計されています。


ライブラリー
ライブラリーにはIT関連を中心に,日本語,英語,中国語の書籍,雑誌,論文など約1万冊を備えています。貸し出しは,自動貸出機に図書と学生証をかざすだけで,スムーズに行えます。 図書の閲覧や自習に利用できる個人用スペースのほか,グループでも使用可能なテーブルを用意しています。


お問い合わせ
京都情報大学院大学 新校舎建築資金に関するお問い合わせ,ご質問は下記までお願いいたします。
学校法人情報大学法人本部事務局 総務課
〒 606-8225 京都市左京区田中門前町7
TEL: (075)762-2030
FAX: (075)722-2283
Email: general@kcg.ac.jp