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カリキュラム構成

本学では,ICT分野での基盤となる技術・知識を修得するカリキュラムを構築しています。「専門分野科目群」には,各専門分野に関連する多種多様な内容の科目を網羅しています。「産業科目群」には,社会において需要の大きい分野ごとに関連する科目を設置しています。「共通選択科目群」には,特定の専門分野や産業に属さず,広範な知識の修得を目指す科目を設置しています。「必修科目」には,ビジネスパーソンとしての基本的なスキルや専門分野における応用力を修得するための科目を設定しています。本学は,各業界の第一線で活躍する優れた人材を教員として授業を開講しています。各科目群を構成する科目は,最先端の業界動向を反映し,適宜更新されます。

専門分野科目群

広範なICT関連知識の中で,それぞれ特化した特定の分野を選択し,その範疇の知識を深めるための科目群です。専門的,かつ幅広い知識を修得するために,専門分野別に科目がグループ化されています。

人工知能

人工知能の基礎理論と活用およびデータサイエンスなどの関連技術を多様な応用分野での実例を通して学び,人工知能関連ソフトウェアの習熟を通して,人工知能の様々な分野での利活用技術を修得する。

データサイエンス

クラウドやデータベースに蓄積したビジネス情報を分析し,効果的な意思決定のために活用する手法を修得する。

ウェブシステム開発

データベースやクラウドサービスなどと連携するウェブサイトの企画・製作,PCやスマートフォン向けウェブアプリケーションの作成などを修得する。

ネットワーク管理

目的に合わせたネットワークの構成法,クラウドコンピューティング,セキュリティ管理,各種サーバ/クライアントのシステム導入・開発について修得する。

グローバル・アントレプレナーシップ

起業家としての考え方やリーダーシップ,データ分析・活用の手法など,ITビジネスの分野で自ら起業するために必要となる知識と技術を修得する。

ERP

企業が扱うヒト・モノ・カネに関する情報管理と,経営上の意思決定の支援を行うための基幹情報システムについて修得する。

ITマンガ・アニメ

アニメや映像コンテンツをデジタルツールを駆使して企画・製作する技術,その作品をビジネスにつなげる手法について修得する。

観光IT

観光分野におけるICT応用,観光ビジネスのIT化,ツアーや宿泊などの情報管理,観光コンテンツの企画・設計などについて修得する。

産業科目群

特定の業界における専門・周辺知識,技術の実践的活用を念頭に置いた科目からなります。
対象とする業界,業種に特化した科目群です。

金融

金融におけるICT応用,銀行の基幹業務,電子マネーや仮想通貨などの現状と将来像などを扱う。

農業

農業におけるICT応用,植物工場を代表とする栽培環境の制御,農産物の流通改革などを扱う。

海洋

船舶・海洋などにおけるICT応用,船舶の航行制御,海産物養殖における環境制御などを扱う。

医療・健康

医療におけるICT応用,電子カルテの情報管理,人工知能やデータ可視化による診断支援などを扱う。

コンテンツマーケティング

マンガ・アニメ・映像・音楽などにおけるICT応用,製作プロセスのデジタル化,知的所有権の管理,プロモーション戦略などを扱う。

教育

教育におけるICT応用,eラーニングコンテンツの設計・製作,多様なコミュニケーションシステムなどを扱う。

共通選択科目群

専門分野や産業を問わず,職業人として必要なコミュニケーションやマネジメントなどの基礎的な能力を養う科目と,ICTの先端的な応用事例や技術動向を学ぶ科目から構成されます。ITビジネスの基礎から応用までを含む多様な観点を持つ科目から構成されるため,学生の学びの幅を広げます。

コミュニケーション

ICTおよびビジネスにおいて必要な論理的かつ分かりやすいコミュニケーション(会話力,表現力など)を実践的に修得する。

マネジメント

企業内で一般的に必要とされるマネジメントの考え方を理解し,応用する能力を修得する。

ものづくり

ものづくりにおける品質改善の取り組みやイノベーションを生む枠組みなどを具体的な事例から修得する。

ICT先端応用と技術動向

ICTの先端的な応用例や技術的な動向を具体的な事例から学ぶ。

必修科目

本学では,出身学部にとらわれず,様々なバックグラウンドを有する多様な学生を受け入れています。これにより,多くの人にキャリアチェンジの機会を提供するという社会的な意義を果たしています。
そのため,必修科目としては,個々の学生の専門性によらず,高度専門職業人に求められる積極的で論理的なコミュニケーションの基本スキルを養う科目を設定しています。

ICT実践コミュニケーション

リーダーシップセオリー

プロジェクト基礎演習

マスタープロジェクト

入学
 
必修科目
  • ICT実践コミュニケーション
  • リーダーシップセオリー
  • プロジェクト基礎演習
専門分野科目群
  • 人工知能
  • データサイエンス
  • ウェブシステム開発
  • ネットワーク管理
  • グローバルアントレプレナーシップ
  • ERP
  • ITマンガアニメ
  • 観光IT

以上の専門分野から1つを選択

産業科目群
  • 金融
  • 農業
  • 海洋
  • 医療健康
  • コンテンツマーケティング
  • 教育
共通選択科目群
または
  • ビスポーク(Bespoke)カリキュラム

必修以外の科目群から各自の学習目的に合わせて科目を選択し独自にカリキュラムを構成する

 
マスタープロジェクト
 
修了:情報技術修士( 専門職)

履修科目の選択

専門分野・産業・共通選択の各科目群から,アカデミックコーディネーター(学修指導教員)と相談のうえ,セメスタごとに履修する科目を選択し,自分自身の履修計画を立てます。

それぞれの科目は,十分な学修成果が得られるように,コースパスウェイ(推奨履修パターン)を定めています。一方,1セメスタで履修できる科目の単位数には上限を設けており,個人学習の時間を確保しつつ学習計画を立てられるようにしています。

リサーチプロジェクト/インディペンデント・スタディ

「リサーチプロジェクト/インディペンデント・スタディ」は,本学の履修科目の枠に収まらない自主的な研究を教員指導のもとで進めるための制度です。研究成果を研究報告書にまとめ,口頭発表を行い,一定の成果が認められれば単位が認定されます。マスタープロジェクトのタイプによっては,この科目と組み合わせて取り組みます。

マスタープロジェクト

 「マスタープロジェクト」には,履修した科目から得た知識を基盤として,自ら課題を設定してテーマを定め,取り組みます。4つのタイプのうちいずれか1つを実施しなければなりません。詳しくは次ページ を参照してください。

インターンシップ

本学での学修内容に関連する企業や団体で一定期間の就業体験を行う「インターンシップ」の制度があります。本学で培った専門知識やコミュニケーション能力を実際の現場に適用し,実践的な活用方法を学ぶことを期待しています。あらかじめ申請し,終了後に参加報告書の提出と口頭発表を行うことで,単位が認定されます。