メッセージ
私は,本学で教育活動に参加するとともに,BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス)総合技術研究所 二〇四六室というところで仕事をしています。さて,この二〇四六とは何を指すでしょう?
ユニシスの創設者のエッカートとモークリーが「世界初のコンピュータENIAC」を開発したのが1946年です。そうです。それから100年後が2046年になるのです。二〇四六室は2046年の世の中がどうなっているのか,ICTはどう寄与しているのかを想像しながら活動するという意味を込めた部署になります。
また,レイ・カーツワイル博士は,2029年にはAIが人間並みの知能を備え,2045年に技術的特異点(シンギュラリティ)が来ると提唱しています。2046年はこの翌年ということにもなります。その時に活躍しているであろう皆さんには,ぜひ,未来を見据えながら様々なことにチャレンジしていただきたいと思っています。私もこれまでに私が実際に携わってきた仕事の経験を皆さんに伝えていきたいと思います。
なお,本学とBIPROGYが共同で開設している「未来環境ラボ」でも活動していますので気軽に声をかけてください。一緒に未来を妄想しましょう!