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耿 少波

Shaobo Geng

経歴

  • (中国)中央美術学院壁画系壁画学科卒業 文学士
  • 中央美術学院城市設計学院客員教授,大連芸術学院客員教授,北海芸術設計学院客員教授
  • 元北京電影学院アニメ学院教授,修士指導教員
  • 元中国中央電視台アニメ部アニメ監督
  • 北京大学学生映画祭評価者
  • 国家広電総局「優秀アニメーション創作人材最優秀賞」受賞

メッセージ

私の専門分野はアニメーションの創作と教育で,特にアニメーションの前期美術スタイルの体系化と教育実践に従事しています。アニメーションの色彩デザインや二次元アニメーションのシーン制作において,多年の経験を持っています。国家認定の二級監督として,長年アニメーション芸術の創作と研究に携わり,現在中国テレビ芸術家協会と北京映画家協会の会員として活動しています。北京電影学院で,私は包括的なアニメーション前期美術教育のシステムを構築し,学生にアニメーションスタイルの理解と色彩表現のスキルを強化させています。これまで指導した学生の作品は,国内外の重要なアニメーションコンテストで数多くの賞を獲得しています。

プロフェッショナルな実践面では,私は数々の注目されるアニメーション作品の制作をリードし,特に美術スタイルの確立と視覚的な演出において独自の表現を展開しています。また,業界の評価・審査員として,定期的に国のアニメーションプロジェクトの審査に参加し,中国のアニメーション芸術の品質の向上と革新の促進に努めています。

現在,中国のアニメーション産業は大きな変革の時期にあり,実力と革新的な思考を持つ人材の需要が高まっています。私は伝統的な絵画の美学と現代のデジタル技術を融合させることに重きを置き,教育において「ビジュアルストーリーテリング」というスキルの育成を強調しています。これにより,学生はアニメーション創作の基礎を学びつつ,新しい芸術的な視点を持つことができるようになります。

今後は,アニメーション業界の同士と協力し,中国のアニメーション芸術の発展を一丸となって探求し,国際競争力を持つ人材を育成し,中国のアニメーションを世界に紹介するための貢献を続けたいと思います。

担当科目

  • 実践アニメ製作論

専門分野

  • アニメーション

業績

著書

  • 「我が国の伝統文化のアニメにおける活用」,文化発展出版社,2022年6月

学術論文

  • 「国産アニメ青春映画、中国物語で中国の少年を引き付ける」,中国广播電視出版社,2007年6月
  • 「国産アニメが本土の精神と革新意識を呼ぶ」,光明日報,2007年12月
  • 「アニメの前期美術デザイン」,テレビ研究,2006年4月

創作プロジェクト

  • アニメ大作「西遊記」,総監督とシーンデザインを担当,中央電視台,1996年~1997年
  • アニメ大作「小さな鯉の冒険記」,美術監督を務める,中央電視台,2004年~2006年
  • アニメ大作「美猿王」,監督を務める,中央電視台,2007年~2009年
  • アニメ映画「新頭でっかちの息子と小頭のお父さんの秘密計画」,美術監督を務める,2014年