専門分野別コースパスウェイ(推奨履修パターン)
人工知能
来たるべき人工知能社会を「生きる力」を修得し,様々な分野で人工知能技術を利活用できる専門家を目指す。
人工知能およびその関連技術の基礎理論を学んだ後,多様な人工知能応用分野でこれらの基礎理論や技術がどのように活かされているのかを実例を通して学びます。人工知能分野で普及しているプログラミング言語Pythonを学び,多くの人工知能関連ソフトウェアに習熟することによって,様々な分野で人工知能技術を利活用できる人材の育成を図ります。また,人工知能応用ソフトウェアの開発をも担える高度な技術者の育成プログラムも準備しています。
- 必修科目
- コア科目
- 専門科目
- 産業科目・共通選択科目
- 基礎科目
第1セメスタ | 第2セメスタ | 第3セメスタ | 第4セメスタ |
---|---|---|---|
人工知能概論 | 機械学習 | ゲームと人工知能 | フィンテック論 |
アルゴリズム概論 | 組合せ最適化 | 自然言語処理 | 新事業と人工知能 |
コンピュータプログラミング(Python) | 人工知能ソフトウェア活用 Ⅰ | 音声理解 | 知識表現と推論 |
データベース概論 | 人工知能のための数学 | 先端医療情報学 | |
コンピュータ構成論 | データマイニング | ロボットと人工知能 | |
ITのための統計学 | データ解析 Ⅰ | IoTと人工知能 | |
応用情報技術のための数学 | オブジェクト指向プログラミング | 人工知能 ソフトウェア活用 Ⅱ | |
データベース特論 | データ解析 Ⅱ | ||
ロジカルシンキング | |||
ICT 実践コミュニケーション | プロジェクト基礎演習 | ||
リーダーシップセオリー | マスタープロジェクト | ||
他の専門分野科目,産業科目,共通選択科目より選択 |
データサイエンス
ビジネスデータを分析し,企業の意思決定に活かすアナリストになる。
データマイニングや統計分析などの手法を駆使して,ビジネスデータを分析し,企業の戦略立案・推進などを支援するアナリストを目指す専門分野です。「データベース概論」,「データベース特論」でビジネスデータを蓄積する手法を,「データ解析Ⅰ/Ⅱ」などで蓄積したデータから新たな知見を得る手法を,それぞれ学びます。
- 必修科目
- コア科目
- 専門科目
- 産業科目・共通選択科目
- 基礎科目
第1セメスタ | 第2セメスタ | 第3セメスタ | 第4セメスタ |
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コンピュータプログラミング概論 | データ解析 Ⅰ | eコマースの諸手法 | データウェアハウスとビッグデータ |
ウェブビジネス概論 | ウェブプログラミング Ⅱ | 定性データ分析技法 | 応用情報学最先端Aインメモリーデータベース |
データベース概論 | 探索的データ解析と可視化 | インターネットビジネスストラテジーとマーケティング | フィンテック論 |
ITのための統計学 | データマイニングの基礎理論 | 実践クラウドコンピューティング | |
コンピュータプログラミング(C++) | 情報倫理特論 | 組織行動学 | |
応用情報技術のための数学 | データベース特論 | データ解析 Ⅱ | |
コンピュータ構成論 | 経営学特論 | ||
ウェブプログラミング Ⅰ | |||
ICT 実践コミュニケーション | プロジェクト基礎演習 | ||
リーダーシップセオリー | マスタープロジェクト | ||
他の専門分野科目,産業科目,共通選択科目より選択 |
ウェブシステム開発
HTML5を中心とするウェブシステム開発を極める。
ウェブアプリケーションの開発エンジニアやウェブサイトのマネージャーになるために,「ウェブプログラミングⅠ/Ⅱ/Ⅲ」を履修して,開発力を高めます。「データベース概論」,「データベ ース特論」で,システムが提供するデータの管理部分を構築できます。さらに「オブジェクト指向システム設計」,「ソフトウェア工学」など,より上流の工程での設計について学びます。
- 必修科目
- コア科目
- 専門科目
- 産業科目・共通選択科目
- 基礎科目
第1セメスタ | 第2セメスタ | 第3セメスタ | 第4セメスタ |
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ウェブ技術概論 | ウェブプログラミング Ⅱ | ウェブプログラミング Ⅲ | ソフトウェア工学 |
ウェブビジネス概論 | オブジェクト指向システム設計 | オブジェクト指向プログラミング | モバイルアプリ開発 |
コンピュータプログラミング(Python) | データベース特論 | デザインシンキング | ウェブサービス構築技法 |
アルゴリズム概論 | 人工知能ソフトウェア活用 Ⅰ | プロジェクトマネジメント | |
コンピュータプログラミング(C++) | コンピュータ構成論 | ||
ウェブプログラミング Ⅰ | ITのための統計学 | ||
情報ネットワーク概論 | |||
応用情報技術のための数学 | |||
データベース概論 | |||
ICT 実践コミュニケーション | プロジェクト基礎演習 | ||
リーダーシップセオリー | マスタープロジェクト | ||
他の専門分野科目,産業科目,共通選択科目より選択 |
ネットワーク管理
ネットワーク・インフラ技術と情報セキュリティの専門家を目指す。
企業内ネットワークや各種サーバの保守・運用エンジニア,セキュリティ管理者などを含む情報ネットワークの専門家を目指します。旧来からのネットワークシステムを「情報ネットワーク概論」,「情報ネットワーク特論」で学ぶことに加えて,「IoTと無線ネットワーク」,「クラウドネットワークと仮想化」など,新しい技術の修得にも挑戦します。
- 必修科目
- コア科目
- 専門科目
- 産業科目・共通選択科目
- 基礎科目
第1セメスタ | 第2セメスタ | 第3セメスタ | 第4セメスタ |
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ウェブ技術概論 | 情報セキュリティ | 情報ネットワーク特論 | IoTと人工知能 |
コンピュータプログラミング(Python) | サイバーセキュリティ | IoTと無線ネットワーク | クラウドネットワークと仮想化 |
情報ネットワーク概論 | 人工知能ソフトウェア活用 Ⅰ | ネットワークシステム管理 | 経路制御と交換特論 |
コンピュータプログラミング(C++) | 新ビジネスのためのルール | 経路制御と交換 | ウェブサービス構築技法 |
応用情報技術のための数学 | 情報倫理特論 | インターネット・ガバナンス | |
データベース概論 | グローバルインターネット運営論 | ||
ウェブプログラミング Ⅰ | |||
コンピュータ構成論 | |||
ITのための統計学 | |||
ICT 実践コミュニケーション | プロジェクト基礎演習 | ||
リーダーシップセオリー | マスタープロジェクト | ||
他の専門分野科目,産業科目,共通選択科目より選択 |
グローバル・アントレプレナーシップ
ICTを新規ビジネスに応用できる起業家を目指す。
人や資金,そして情報を戦略的に管理し,グローバルな視点から新規事業にチャレンジする起業家を目指します。起業の際に重要となる事業企画の提案を「グローバル・アントレプレナーシップとビジネスモデル」で,起業後の会計運用などを「IT企業実践論」で,それぞれ学びます。また「組織行動学」で人の組織としての会社の動かし方を学びます。
- 必修科目
- コア科目
- 専門科目
- 産業科目・共通選択科目
- 基礎科目
第1セメスタ | 第2セメスタ | 第3セメスタ | 第4セメスタ |
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ビジネスエコノミクス Ⅰ | プロジェクトマネジメント | グローバル人材開発論 | ゲーム理論と交渉術 |
ビジネスエコノミクス Ⅱ | グローバル・アントレプレナーシップと ビジネスモデル |
インターネットビジネスストラテジーと マーケティング |
経営学特論 |
ウェブビジネス概論 | 実践クラウドコンピューティング | eコマースの諸手法 | 新ビジネスのためのルール |
ITのための統計学 | 知的財産権法 | デザインシンキング | 持続的成長のためのリーダーシップ |
応用情報技術のための数学 | IT企業実践論 | 企業経営実践論 | |
ウェブプログラミング Ⅰ | 情報倫理特論 | ブランドデザインと経営 | |
組織行動学 | ITビジネス交渉学 | ||
グローバルインターネット運営論 | インターネット・ガバナンス | ||
ICT 実践コミュニケーション | プロジェクト基礎演習 | ||
リーダーシップセオリー | マスタープロジェクト | ||
他の専門分野科目,産業科目,共通選択科目より選択 |
ERP
ERPを学び,業務プロセスを最適化するコンサルタントを目指す。
企業における情報システムの導入ならびに最適化を推進するERPコンサルタントや,ERPパッケージの追加機能を設計・開発するSE・プログラマなどを目指すための専門分野です。SAP社のERPパッケージに対応する専門科目(「財務会計システム開発Ⅰ/Ⅱ」など)を履修することで,ERPシステムを段階的に学ぶことができます。
- 必修科目
- コア科目
- 専門科目
- 産業科目・共通選択科目
- 基礎科目
第1セメスタ | 第2セメスタ | 第3セメスタ | 第4セメスタ |
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企業システム | 財務会計システム開発 Ⅰ/Ⅱ | 販売物流システム開発 | ERPコンサルティング特論 |
業務の統合化とeビジネス | ERP業務アプリケーション開発 | 購買在庫システム開発 | 人事管理システム開発 |
国際会計学 | 生産管理システム開発 | オブジェクト指向プログラミング | |
ウェブプログラミング Ⅰ | ウェブプログラミング Ⅱ | 機械学習 | |
ITのための統計学 | データベース概論 | ||
応用情報技術のための数学 | |||
コンピュータプログラミング概論 | |||
ICT 実践コミュニケーション | プロジェクト基礎演習 | ||
リーダーシップセオリー | マスタープロジェクト | ||
他の専門分野科目,産業科目,共通選択科目より選択 |
ITマンガ・アニメ
アニメーションや映像などのコンテンツ製作の専門家になる。
マンガ・アニメを中心とするコンテンツ製作の専門家を目指します。「アニメ企画・製作・プロモーション特論」,「シナリオ・ストーリーボーディング」でマンガ・アニメ制作の上流工程を,「リッチメディアコンテンツ開発」,「ディジタル・アニメーション制作」などで具体的なツールを駆使したデジタルコンテンツ製作を,それぞれ学びます。
- 必修科目
- コア科目
- 専門科目
- 産業科目・共通選択科目
- 基礎科目
第1セメスタ | 第2セメスタ | 第3セメスタ | 第4セメスタ |
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リッチメディアコンテンツ開発 | ディジタル・アニメーション制作 | コンピュータグラフィックス | ディジタル・オーディオ制作 |
アニメ作画基礎A | アニメ企画・製作・プロモーション特論 | 映像構成論 | 特殊映像技法特論 |
西洋美術史概論 | シナリオ・ストーリーボーディング | 実践アニメ製作論 | 舞台芸術とIT |
コンテンツ産業特論 | ビジュアル・プロセッシング | 特殊映像技法 | ブランドデザインと経営 |
ウェブプログラミング Ⅰ | アニメ作画基礎B | ||
応用情報技術のための数学 | 近現代美術史概論 | ||
コンピュータ構成論 | |||
ICT 実践コミュニケーション | プロジェクト基礎演習 | ||
リーダーシップセオリー | マスタープロジェクト | ||
他の専門分野科目,産業科目,共通選択科目より選択 |
観光IT
観光ビジネスの企画やシステム提案のできる観光ITスペシャリストを目指す。
観光資源となる地域の特性や観光客のニーズを理解し,ICTを応用したサービスやマーケティング戦略へと展開できるスペシャリストを目指します。「観光IT概論」,「観光ビジネス概論」などの履修で,観光業に特化した業務知識や要素技術を修得しつつ,「観光データ分析」,「観光デザイン」,「ツーリズムデスティネーションマネジメント」などを履修し,プロモーション手段としてのSNSとの連動,多言語・マルチメディアでの観光情報の提供,観光客の行動履歴の情報化と分析・予測などを学びます。
- 必修科目
- コア科目
- 専門科目
- 産業科目・共通選択科目
- 基礎科目
第1セメスタ | 第2セメスタ | 第3セメスタ | 第4セメスタ |
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観光ビジネス概論 | 観光デザイン | ツーリズムデスティネーションマネジメント | 観光IT特論 |
観光IT概論 | グローバル人材開発論 | 観光データ分析 | 観光ITインターンシップ |
プロジェクトマネジメント | ウェブプログラミング Ⅱ | オブジェクト指向システム設計 | モバイルアプリ開発 |
日本社会 | ビジネスエコノミクス Ⅰ | データ解析 Ⅰ | リッチメディアコンテンツ開発 |
コンピュータプログラミング概論 | メディアコミュニケーション | アニメ企画・製作・プロモーション特論 | 特殊映像技法 |
ウェブプログラミング Ⅰ | 映像構成論 | ブランドデザインと経営 | |
ITのための統計学 | |||
応用情報技術のための数学 | |||
ICT 実践コミュニケーション | プロジェクト基礎演習 | ||
リーダーシップセオリー | マスタープロジェクト | ||
他の専門分野科目,産業科目,共通選択科目より選択 |
ビスポークカリキュラム
幅広い知識と応用分野にわたる自由な学び方を実現する。
個別の専門分野や産業を超えて,自分で自由に科目を選択して,幅広い知識と応用分野にわたるオリジナルなカリキュラムを構成することも可能です。必修科目以外の履修科目すべてをアカデミックコーディネーターと相談しながら選択し,自らの学修目的や将来像に応じてカリキュラムを構成することで,新しいICTの応用領域を目指します。
- ICT実践コミュニケーション
- リーダーシップセオリー
- プロジェクト基礎演習
ビスポーク(Bespoke)カリキュラムの意義とは
IT・コンピュータの分野は,1960年代の黎明期から現代に至るまで,短期間に大きく進化発展し,業務や技術の形態を変えてきました。それに伴って,ICTの学習者が修得すべき知識やスキル,またそれらによって解決すべき課題も,変遷し多様化しています。例えばスマートフォンでは,カメラ,センサー類やクラウドサービスとの連携など,旧来のPCとは異なる利用形態を前提にアプリケーションを企画・設計することが求められます。すなわち,ICT分野には既存の概念を超えたところに,新しい技術やソリューションが登場する大いなる可能性が存在するのです。
本学では,学生の将来像や多様なニーズに対応すべく,既存の専門分野や産業分野の枠にこだわらず,自らの学修目的に応じた柔軟な科目選択に基づきカリキュラムを構成することが可能な「ビスポーク(Bespoke)カリキュラム」を設けています。
今後もますます多方面に展開していくICT分野において,新しい分野の新しい仕事を自ら創造することも決して不可能ではありません。ビスポークカリキュラムは,あらゆる分野に応用が可能かつ様々な組み合わせが可能なICTの一般性(汎用性)を最大限に活かして,学生が既成の概念を超えて独自のカリキュラムを構築し,学修することができるように設けた履修方法です。