メインコンテンツに移動

学校教員向け「情報」授業支援セミナーのご案内

本学では,これまで高校教員を支援するセミナーなどを実施してまいりました。その実績を踏まえて,本年度も,独立行政法人科学技術振興機構(JST)の理数系教員指導力向上研修事業として,昨年度に引き続いて以下のプログラムが採択されました。つきましては下記のとおり,「情報」授業支援セミナーを開催いたします。奮ってご参加ください。関心のある先生方にお知らせいただけますと幸いです。

「モデル化とシミュレーション」および「マルチメディア活用」の研修 第5回

(独)科学技術振興機構(JST) SPP/理数系教員指導力向上研修事業
「モデル化とシミュレーション」および「マルチメディア活用」に関する指導力向上研修
  整理番号:KD094003

日時:2009年8月8日(土)14:00~18:00 (受付13:00開始)
会場:京都情報大学院大学 京都駅前サテライト
主催:京都情報大学院大学
対象:高等学校の情報教員など
定員:40名(先着順)
参加費:無料(交通費は自己負担でお願いいたします)
教材のCD-ROMや予稿集などをお持ち帰りいただく予定です。

内容:
(1)医療画像システムによる診断支援
講師:京都情報大学院大学 教授 英保 茂
(2)表計算ソフトを用いた画像処理実習
講師:京都情報大学院大学 准教授 江見 圭司
(3)日本・中国における動画制作の現状
講師:京都情報大学院大学 准教授 江見 圭司
 
※ 終了後に情報交換会(参加費1,000円)を予定しております。

<後援予定>
京都府教育委員会,京都市教育委員会,大阪府教育委員会,大阪府生活文化部私学課,大阪市教育委員会,兵庫県教育委員会,兵庫県,神戸市教育委員会,滋賀県教育委員会,奈良県教育委員会,和歌山県教育委員会

セミナー内容

(1)医療画像システムによる診断支援
講師:京都情報大学院大学 教授 英保 茂

医療分野でのマルチメディアデータの活用として,近年,画像診断が一般的に使われています。これはX線撮影にはじまる医療画像機器の発展により,医師は人体の内部情報を外部から検査(観察)することにより診断・治療を行えるようになってきたからです。最近では,高精細の人体3Dデータが取得され,それらはデジタル人体としてコンピュータ内に蓄積され,計測や加工表示などがリアルタイムに行えるようになってきています。これらの基になっている,画像データ処理とそれらの結果からの診断データの抽出について基本的な考え方を述べ,次に心臓関連の画像を使用し応用例を示します。また今後解決されるべき課題についても触れます。

(2)表計算ソフトを用いた画像処理実習
講師:京都情報大学院大学 准教授 江見 圭司

現行の教科「情報」では,数値データの処理はいわゆるプログラミング言語メインではなく,表計算ソフトを用いた処理が推奨されています。そこで,「情報メディア入門」に紹介されているような画像処理を実習形式で行います。ここでは,表計算ソフトのセル一つひとつを画素にして,数値処理して色調を変えることによって,画像処理の原理を理解する実習を行います。

【参考文献】
高橋 参吉,西野 和典,立田 ルミ,野村 典子,「情報メディア入門」 (実教出版,2002年)

(3)日本・中国における動画制作の現状
講師:京都情報大学院大学 准教授 江見 圭司

日本の動画(アニメを含む)の一部を中国で制作している関係上,中国では動画制作教育が盛んになってきています。そこで,日本の動画,特に日本風アニメの特徴をアメリカの動画と対比させながら講述し,どのような点に注目して動画を制作するのがよいかを講義します。


2023年のニュース

2022年のニュース

2021年のニュース

2020年のニュース

2019年のニュース

2018年のニュース

2017年のニュース

2016年のニュース

2015年のニュース

2014年のニュース

2013年のニュース

2012年のニュース

2011年のニュース

2010年のニュース

2009年のニュース

2008年のニュース

2007年のニュース