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医療ICTの教育充実へ京都医療センターと産学連携交流を締結

医療ICT(情報通信技術)分野の教育展開を進める京都情報大学院大学と京都コンピュータ学院(KCGグループ)はこのほど,独立行政法人 国立病院機構 京都医療センター(小西 郁夫病院長,京都市伏見区深草向畑町1-1)と産学連携協定を結びました。今回の締結により,両者が医療ICT分野での研究開発および教育の推進に向け手を取り合っていきます。

協定書は学校法人 京都コンピュータ学園(長谷川晶理事長)と学校法人 京都情報学園(長谷川亘理事長)がそれぞれ京都医療センターと文書で交わしました。医療分野におけるICT化を担う人材の育成を目的に▽ 医療系科目担当教員(講師)の派遣・紹介 ▽ 学生インターンシップの実施 ▽ 医療情報等の集計・分析および共同研究等のための協力 ▽医療スタッフのICT教育・研修の場の開催-などを盛り込んでいます。

ICTはさまざまな産業の中核的存在になっていますが,とりわけ医療の分野ではオーダーエントリーシステム,電子カルテ,診療画像解析や臨床データ解析,診療報酬明細・請求管理システム(レセプトコンピュータ),遠隔医療システム等が普及するなど,ICT化が急速に進んでいます。しかし医療の現場では,医学・医療の基礎知識とICTの両方を兼ね備えた人材が圧倒的に不足しています。これを受け,京都情報大学院大学は医療健康プログラムを盛り込んだ次世代産業コースを,京都コンピュータ学院はビジネス学系(B学系)に応用情報学科 医療情報コース(3年課程)と医療事務学科(2年課程)を開設しICT化された医療現場で活躍できる人材育成に力を入れています。

KCGグループは,ICTの幅広い活用に向け,2005年に自動車とICTを結びつけた自動車制御学科を京都コンピュータ学院に日本で初めて開設したのを皮切りに,日本が世界に誇るポップカルチャーに着目し,京都情報大学院大学にコンテンツビジネスコース,京都コンピュータ学院にはIT声優コース,マンガ・アニメ学科を設けるなど,さまざまな取り組みを進めています。京都情報大学院大学の次世代産業コースには,医療のほかにフィンテック(金融IT),農業IT,海洋ITなどのテーマ・プログラムを,京都コンピュータ学院の応用情報学科を設けています。

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