京都情報大学院大学(KCGI)のマスタープロジェクト公聴会が2024年8月2日に百万遍キャンパス本部棟・大講義室で開かれ,学生たちは人工知能,データサイエンス,マーケティングなど多彩なテーマにわたるそれぞれのプロジェクトの成果を,2年間の学修・研究の集大成としてプレゼンテーション形式で発表しました。教授らが審査し,学生たちは,投げ掛けられた質問にも誠意をもって回答,見学した後輩らにも大きな刺激を与えていました。
KCGIのマスタープロジェクトは,ICTの実践的応用や技術活用に焦点を当て,学生自身の問題意識から課題の設定や分析および解決の提示へつなげることを目標とする必修科目です。研究を基本とした従来の大学院修士課程の修士論文と比べて,新たな知の創造の研究はもちろんのこと,既存のツール等を活用し,それらを応用した実践的なプロジェクトをも修士論文としてまとめます。学修の集大成として,学生がICTを実践的に応用して現実の社会や人々の生活をより良く改善していく契機となることを目指しています。