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復興への願い込め展示会,KCGI・KCGが協力

KCGI,KCGは復興へ向けた子どもたちの願いを京都に運び込み,支援の継続を呼び掛けました-。東日本大震災で被災した宮城県石巻市の小中学生が,避難所の市立渡波小学校に津波で流れ着いたガレキでオブジェを制作,それらの作品を紹介する展示会「ワタノハスマイル@KYOTO」(NPOスマイルホープ,特定非営利活動法人 京都海外協力協会主催)がKCGI,KCGの協力で8月28日から9月4日まで,京都市下京区の「ひと・まち交流館京都」で開かれました。

同校に避難した約30人の児童生徒が4~5月に作ったオブジェ77点を,避難所の様子を映したパネル25点とともに展示。オブジェはヤカンやナベ,ブラシ,皿などを張り合わせたり組み合わせたりして作られています。KCGI,KCGは会場用のパソコンを提供するとともに,学生たちが交代で会場に詰めて受付を担当するなど全面的に協力しました。

展示会は山形や大阪などに続いて京都が6ヵ所目。京都での開催は,KCGの西村祐二郎先生がボランティア活動で5月に現地を訪れた際,ガレキを使ったオブジェ作りを子どもたちに提案・指導した立体造形作家でNPOスマイルホープのメンバーの犬飼ともさん(山形市)と知り合ったのがきっかけです。震災から日が経つにつれ人々の関心が薄れることを懸念する西村先生が「復興への願いを込めた子どもたちのオブジェを紹介することで,支援をつなげていく機会になれば」と準備を進め,実現にこぎ着けました。

渡波小学校は海岸から500メートルほど北に位置し,震災直後は1000人を超える人たちが身を寄せていた避難所で,震災から半年を経てもなお約100人が避難生活を送っているといいます。被災地の1日でも早い復興を願うばかりです。

被災地の子どもたちがガレキで作ったオブジェを紹介する展示会(ひと・まち交流館 京都)
オブジェには子どもたちの復興へ向けた願いが込められている
東日本大震災の避難所・宮城県石巻市立渡波小学校
子どもたちのオブジェ制作の様子(パネルより)
子どもたちのオブジェ制作の様子(パネルより)

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