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KCG共催の「京まふ2021」で「アニメ作画ライブ講演会」を開催しました!

プロアニメーターによるライブ作画配信が行われた京まふのKCGブース(9月18~19日,みやこめっせ)
プロアニメーターによるライブ作画配信が行われた京まふのKCGブース(9月18~19日,みやこめっせ)

京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI)が共催するマンガ・アニメ関連では西日本最大のコンベンション「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2021」(同実行委員会・京都市主催)は9月18日(土),19日(日)の両日,京都市勧業館(みやこめっせ)を中心に開かれました。KCGグループのブースでは,埼玉にいるプロアニメーターによるデジタル作画実演をオンラインでライブ配信し,一連のアニメ制作の流れを説明する「アニメ作画ライブ講演会with京都コンピュータ学院」を開催し,たくさんの方々にご視聴いただきました。

京まふは,マンガ・アニメを活用した新規事業創出支援,クリエイターの育成支援・雇用機会の創出,観光客の掘り起こし,日本の文化であるマンガ・アニメを京都から全世界に発信することによるコンテンツ都市としてのブランド力強化などを目的に毎年開かれています。今年は節目となる10回目を迎えましたが,新型コロナウイルスの感染拡大防止のため,入場制限,入り口での検温や会場各所への消毒用アルコールの設置等,感染対策が徹底された上でイベントを一部縮小して開催されました。そのような中でも,お気に入りのキャラクターグッズや展示を楽しむファンが訪れ,会場は例年と変わらない熱気であふれていました。

KCGブースでは,会場と,プロアニメーターとして第一線で活躍するアニメーターギルドスタジオPaTHoS代表の太田彬彦さんがいる埼玉のスタジオとをオンラインで繋ぎ,太田さんによる液晶タブレットを使ったデジタル作画実演を,動画共有サービス「YouTube Live」でライブ配信しました。同スタジオ制作部の一ノ瀬愛恋(あれん)さんが進行役を務める和気あいあいとしたムードの中,大勢の人が足を止め,次々と披露されるプロの技に見入っていました。太田さんは2日間,計7回にわたるライブ配信を通じ「絵コンテ→原画→動画→仕上げ」というアニメーション制作の一連の作業を実演しながら,「動きのイメージに合わせて一枚一枚キャラクターの姿を造形していくとき,同じサイズ・構図を維持しながら描くことが大切」「ペンタブレットの良さは自在に絵を拡大したり,別の箇所の絵を重ねて参照したりできることだが,拡大するにつれ線がどんどんぼやけてくるので適度なズームアップが重要」「ただし,単に一部分だけをズームするのではなく,絵の全貌を把握しながら描くことで,全体で見たときの絵の説得力が違ってくる」など,実践的なテクニックを紹介しました。

また,アニメーターを目指す人に向け,「アニメーターになるのに決められた道はなく,さまざまな進路・方法がありますが,自分の性質を見極め,一つひとつ知識や技術を身につけるには,京都コンピュータ学院のような専門学校で学ぶメリットも大きいと思います。自分に一番合ったやり方で技術を磨いていってください」とエールを送りました。

なお,KCGグループが近畿大会を主導・開催していた「声優魂」の2021年度大会は,国内外での新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になりました。

太田さんによる作画配信の様子は,以下URLからご視聴いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=LtVdk6b0Si4

流麗な作画テクニックの数々がライブ配信されました。
流麗な作画テクニックの数々がライブ配信されました。

 

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