京都情報大学院大学(KCGI)の海外提携校である中国・上海建橋学院初の海外校友会として日本校友会が発足し,2024年11月16日,KCGI京都本校のホールで設立総会が開催されました。総会には上海建橋学院の校友会会長を務める陳偉・同学院副学長,寺下陽一KCGI副学長をはじめ,両大学の関係者,校友会評議員,日本校友会の代表メンバーらが出席し,同学院出身のKCGI修了生,在学生もたくさん参加しました。
総会ではまず,陳副学長と寺下副学長が,同学院日本校友会の盾を除幕。寺下副学長は祝辞で上海建橋学院の卒業生がKCGIに進学し,スキルアップしてITで社会に貢献していくことを賞賛。国籍や文化の違いを超えて卒業生同士の横のつながり,先輩・後輩の縦のつながりを大切にし,互いに切磋琢磨し,助け合いながら素晴らしい人生を共に切り拓いていくよう期待すると激励しました。また,陳副学長は,日本校友会の設立は,在日校友の心の交流と協力の場を提供するだけでなく,母校と日本の各界を結ぶ架け橋になるとあいさつしました。
日本校友会の初代会長には,KCGI修了生で,現在はKCGIの職員として母校の上海建橋学院からの留学プログラムを支援する周庭さんが選出されました。周さんはあいさつで,両母校への感謝を述べるとともに,日本校友会の目的とビジョンを紹介し,積極的に校友間の交流と協力を促進し,母校の発展に貢献することを約束しました。副会長にはKCGI修了生の金亦衛さんら2名が選出されました。
上海建橋学院は中国・上海浦東新区に位置する,学生数約25000人,7つの学部を有する設立して20年あまりの総合大学です。KCGIと2012年4月に提携関係を結び,ネットワーク工学,コンピュータ応用技術など7分野で合同コースが設定されています。KCGIから毎年春と秋の2回,教員を派遣して講義を実施しているほか,短期留学コース,日本企業でのインターンシップなど深い交流を続け,毎年多くの学生がKCGIに進学しています。