
京都情報大学院大学(KCGI)のグループ校京都コンピュータ学院(KCG)「KCG AWARDS 2025-学生作品発表会-」が2025年2月23日(日),KCG京都駅前校6階大ホールで開かれ,KCGIから伊藤さんがゲスト発表しました。
KCGIでは1月31日(金)に,学生が2年間の学修・研究の集大成として実施したマスタープロジェクトの成果を発表するマスタープロジェクト公聴会が行われ,人工知能専門分野の伊藤さんによる,聴覚障がい者と健聴者とのコミュニケーション手法として考えられる手話をVideo Vision Transformer(ViViT)モデルを適用してその認識精度を向上させることを目的とした「転移学習を用いた Video Vision Transformerによる 単語レベル手話認識」が優秀作品に選ばれました。今回のゲスト発表では,大学院における高度な研究をKCGの学生らにもわかりやすく紹介し,学生らが今後の進路を考えるうえでの参考ともなりました。伊藤さんは,社会人学生として仕事と学習を両立。今後,本プロジェクトの成果を3月の日本応用情報学会(NAIS),5月の2025年度人工知能学会全国大会でも発表する予定にしています。
「KCG AWARDS」はKCGの学生が1年間の学習・研究成果の集大成として開発,制作した作品を発表するイベントで,2月初旬の「プロジェクト演習発表会」で優秀賞に選ばれた6グループがプレゼンテーション形式で成果を披露。審査員はIT業界関係者6名が担当し,いずれの作品も独創的で,年々レベルが高くなっていると評価いただきました。